宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

高温条件に対応した米づくりを推進するため、現状と技術対策を共有しました。

2024年07月24日 19時06分08秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年7月17日に、管内の市町村、農業協同組合、宮城県農業共済組合を参集して、高温対策や農業用水に関する情報共有を行うため、令和6年度第2回仙台地方米づくり推進本部会議を開催しました。

 今回は、高温が続く気象予報であることに加え、農業用水不足が懸念されることから、仙台地方振興事務所農業農村整備部から農業用水(関連ダム等)の状況について、仙台及び亘理農業改良普及センターから、現在の水稲の生育状況と高温時の栽培管理、水不足となった場合の水管理について説明を行いました。

 現在のところ、高温や水不足による被害等の影響はありませんが、普及センターでは、関係機関と連携を図りながら、高品質・良食味米の安定生産に向け、生産者を支援してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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登米市地域計画の策定に向けた第3回「協議の場」が実施されました

2024年07月24日 16時56分04秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 登米市では、将来の農地利⽤の姿を明確化する「地域計画」について、市内9地区ごとに策定することとしています。農業者からの意見を反映した計画とするため、昨年度、地区ごとにそれぞれ2回「協議の場」を実施しており、第1回では「地域農業の課題とその解決策」を、第2回では「10年後の効率的な耕作に向けた目標地図の原案」を検討しました。

 今回の第3回「協議の場」は昨年度と同様に地区ごとに開催されました。第3回協議の場は2部構成で実施され、第1部では、これまでの検討結果を国の記載例に沿ってとりまとめた地域計画素案についてプレゼンテーションにより説明を行い意見を求めました。第2部では、農業委員や農地利用最適化推進委員が進行役となり、普及センターはその補佐をする形で、第2回協議の場で検討した目標地図原案の作り込みを行いました。

 普及センターでは、登米市で策定される「地域計画」が、地域の意見を反映し、有効な計画となるよう引き続き支援してまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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仙台市七郷地区の若手担い手がドローン防除を開始しました

2024年07月24日 09時59分08秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 仙台市七郷地区の若手担い手が、7月16日に初めてドローンによる水稲の病害防除を行いました。若手担い手は、七郷第一生産組合に属し、地域の水稲等の土地利用型作物の担い手として期待されている方々です。今回は、紋枯病防除剤の「バリダシンエアー」を50aに散布しました。

 当日は、機械メーカーの指導の下、基本から丁寧に教えていただき、バッテリーの交換の仕方や、散布コースの設定の仕方などしっかりと学びました。

 実際に散布してみると、50aのほ場で飛行時間が約5分と短時間で終えることができ、効率性を実感していました。

 今後とも、普及センターでは、スマート農業の普及拡大に向け農業現場の支援を行ってまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第1班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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