宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

亘理名取地区農業士会通常総会が開催されました

2024年07月25日 16時26分29秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年7月10日に岩沼市の「KITCHEN つぁいと」で、令和6年度亘理名取地区農業士会通常総会が開催され、新たに農業士に認定された2人を含めて、当普及センター管内の指導農業士5人、青年農業士4人が出席しました。

 佐藤克行会長の挨拶、亘理農業改良普及センター大沼所長の祝辞の後に行われた議事では、令和5年度事業報告や収支決算、令和6年度事業計画等、上程された議案は全て承認されました。

 総会終了後には、当会会員が生産し、収穫したばかりの加工用ばれいしょ規格外品を使ったポテトチップを始め、野菜を中心に地域食材を使ったおいしい料理に舌鼓を打ちながら、出席者間で情報交換が行われました。

 普及センターでは、農業の担い手育成や地域農業の振興を図るため、今後も亘理名取地区農業士会と連携してまいります。

 

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター   地域農業班 

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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みやぎ食材伝道士認定に向けた「いちごの採苗作業実習」が開催されました

2024年07月25日 15時48分21秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 令和6年7月4日(木)、山元町の株式会社一苺一笑において、ホテル等の料理人3人が参加し、みやぎ食材伝道士認定に向けた「いちごの採苗作業実習」が行われました。みやぎ食材伝道士認定事業は、農作業実習等を通して生産者と料理人が交流を深め、料理人の方々により深く仙台地域の食材に関心や愛着を持っていただくことで、地域食材の利用拡大を推進することを目的に、平成19年度から実施しているものです。一定の現場実習を実施した料理人を認定し、料理の提供を通じて生産者の想いを消費者に伝え、消費者の地産地消に対する意識向上に寄与することを目指しています。 

 実習では、指導農業士でもある株式会社一苺一笑の佐藤拓実代表から、いちごの生理生態や施設の特徴等の説明を受けた後、採苗と苗挿しを行いました。参加者は、高さ2m程度のベンチから垂れ下がっているいちごのランナーを、ひとつずつ丁寧にハサミで切り離していました。続いて、トレイにそれぞれピンを使って苗を立てるように固定する苗挿し作業に取り組み、作業が正確で早いことに、合格点をもらっていました。

 参加した料理人の皆さんは、いちご栽培について理解を深め、次回予定されている定植や収穫等の実習にも意欲的でした。

 普及センターでは今とも当地域の農産物の利活用拡大に向けた取組を支援していきます。

<連絡先>宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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産地の維持拡大のためにしゅんぎく栽培ほ場・集荷場視察研修会が開催されました

2024年07月25日 10時35分27秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

管内のしゅんぎくは、昭和40年代初め頃から亘理町を中心に栽培が始まり生産量は年間90トンにのぼり、周年出荷の産地として消費者・実需者からの人気も高く、主に京浜や仙台市場に出荷されています。

生産者の高齢化により産地維持が課題となっていることから、JAみやぎ亘理逢隈野菜部会のしゅんぎく生産者全戸への意向調査を実施し、遊休施設等について把握した上で、亘理町、山元町内から新規作付者、作付規模拡大者を募ることになりました。

令和6年7月5日にJAみやぎ亘理主催で初めて行われた栽培ほ場・集荷場視察研修会には、4名(新規1名、規模拡大3名)の参加があり、亘理町内のベテランしゅんぎく生産者のほ場を見学し、栽培時期や病害の対策方法について学び、その場で袋詰め調製作業の実演も見学しました。また、集荷場では生産物を傷みにくくする真空予冷庫も見学しました。 

今後は、8月に栽培研修会で当普及センターから基礎的な栽培技術の情報提供を行う等を通じて9月からの作付拡大を目指しています。

当普及センターでは、既存の園芸産地の維持・拡大を継続して支援していきます。


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「グリーンな栽培体系への転換サポート事業」の現地検討を行いました

2024年07月25日 10時11分25秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 6月19日に、加美町の南鹿原グリーン協議会と上区・城内集落営農組合連絡協議会が水稲で取り組んでいる「グリーンな栽培体系への転換サポート事業」の現地検討を行いました。
 南鹿原グリーン協議会では、環境にやさしい技術として堆肥の活用による化学肥料の低減や中干期間の延長、省力化に資する技術として水管理システムやドローン追肥に取り組んでいます。上区・城内集落営農組合連絡協議会では、環境にやさしい技術として基肥への有機質肥料の活用や中干し期間の延長、省力化に資する技術として乗用除草機に取り組んでいます。
 当日は協議会メンバーである地元農家(事務局)、農協、普及センターで、当初計画の実施状況の確認や実証ほ場における検討を行いました。概ね計画通り取組は進んでおり、実証ほ場の水稲の生育も順調なことから、これらの取組の成果が期待されます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班

 TEL:0229-91-0726 ,0727   FAX:0229-23-0910


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水稲あぜ道相談会が開催されました

2024年07月25日 10時10分51秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年7月16日、17日の2日間、管内4か所でJA新みやぎ南三陸統括営農センター主催の水稲あぜ道相談会が開催され、合計17人の生産者が参加しました。

 相談会では、普及センターから水稲の生育状況と今後の栽培管理について説明した後、高温下での水管理、追肥の時期や量、病害虫防除など活発な質疑応答が行われ、栽培管理のポイントを理解した様子でした。

 普及センターでは、今後も高品質米の安定生産を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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農地整備事業古宿地区の担い手と未来塾生を対象とした、スマート農業・高収益作物についての研修会を開催しました。

2024年07月25日 08時35分21秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年7月19日、迫川沿岸土地改良区の会議室を会場に、ほ場整備地区担い手とみやぎ農業未来塾生を対象とした合同研修会「スマート農業の概要と高収益作物の栽培について」を開催し、登米市迫町古宿地区担い手7人と、未来塾生4人を含む27人が参加しました。

  登米市迫町古宿地区では、農地の再整備による担い手への集積、大区画化(2ha区画)による低コスト化、スマート農業の導入による省力化、高収益作物の生産拡大を目指し、令和6年度農業競争力強化農地整備事業に採択されています。

  今回の研修会は、県と包括連携協定を締結しているヤンマーアグリジャパン株式会社東北支社アグリサポート部に講師を依頼し、スマート農業普及の背景やスマート農機作動のメカニズム、トラクター・水管理システム・草刈り機を中心としたスマート農機活用事例とその効果性、大区画水田での水稲乾田直播栽培、土地利用型野菜(加工用馬鈴薯・たまねぎ・トマト)栽培の機械化について、盛り沢山の内容で勉強することができ、参加者から好評を得ることができました。

普及センターでは、今後もスマート農業の推進と高収益作物の生産拡大に向けた取組について支援を行ってまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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