宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA仙台根白石果樹部会のりんご現地検討会が開催されました

2024年07月29日 17時00分05秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 7月23日、JA仙台根白石果樹生産組合でりんごの現地検討会が開催され、4名の部会員が参加しました。

 当日はそれぞれの園地を巡回しながら、りんごの肥大状況や病害虫の発生状況等の確認を行いました。今年は凍霜害による影響がなく、十分な着果量が確保された一方、摘果作業が遅れ気味の園地もありました。また、病害虫の発生は、斑点落葉病が見られたほか、一部園地で、ダニ類の発生が確認されたことから、薬剤散布について指導し、これから作業する落果防止剤に関する説明も行いました。普及センターでは、さらに今年の夏も猛暑となることが予想されることから、熱中症防止対策について啓発を行いました。

今後も引き続き防除や栽培管理指導を行い、果樹の安定生産を支援してまいります。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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令和6年度「子実とうもろこし防除実演・研究会」が開催されました

2024年07月29日 11時29分11秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 JA全農主催による「子実とうもろこし防除実演・研究会」が令和6年7月2日に開催されました。JA全農とJA古川が令和4年度から3年間、共同で取り組む水田における子実用とうもろこしの大規模栽培実証事業の成果と今後の課題をテーマに、県内外の生産者やJA等の関係者でおよそ160人が参加しました。

 子実とうもろこし生産の課題である湿害対策やアワノメイガの防除、難防除雑草対策、施肥技術等に対する取組状況等の報告があり、今後の対応策について検討されました。特にアワノメイガの防除については、現地ほ場でのドローンによる実演も行われました。

普及センターからは、令和5年度よりプロジェクト課題「子実用とうもろこしを含む水田農業の輪作体系の確立」で取り組んでいる子実用とうもろこしの実証ほの生育調査の結果等を基に初期生育の確保が重要なポイントであることを報告しました。普及センターでは、引き続き、実証ほ場の調査等を通じて子実用とうもろこしの生産技術の確立を支援してまいります。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 

 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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