8月21日から31日にかけて、地域計画策定推進担当職員、農地中間管理機構コーディネーター及び市町村担当普及指導員の3人がチームとなり、市町村に出向き意見交換を実施しました。
初めに、7月末時点で市町村から提出された工程表に基づき、進捗状況を確認した後、推進体制の整備や農業者等への周知状況、目標地図の作成方法などについて聞き取りを行いました。
殆どの市町村が、工程表に基づき協議の場の設置に係る調整を終えているほか、出し手・受け手の意向調査に着手しているようです。
目標地図のベースとなる現況地図等は、農業委員会が主体となり農業委員や農地利用最適化推進員の協力を得ながら作成に取り掛かっているようです。
一方、一部の町では、農業者数や耕地面積が大きい地域があり、協議の場の細分化や進め方等をどのようにしたら良いか悩みを抱えているところもありました。
チーム員からは、他市町村の参考となる事例を紹介するなど、少しでも円滑に推進できるようアドバイスを行いました。
市町村の取組は、まだスタートを切ったばかりの様子でしたが、普及センターとしても、定期的に巡回し進捗状況を把握するとともに、優良事例の情報提供など適宜アドバイスを行いながら、市町村の地域計画策定を支援してまいります。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
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