令和3年2月19日に石巻市桃生地区,3月2日に石巻市石巻地区,3日に東松島市矢本地区,5日に石巻市河北地区にてJAいしのまき転作部会各支部主催の麦現地検討会が開催されました。検討会には各地区10名程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら茎の中にある幼穂の長さを計測しました。計測した長さから,追肥の適切な時期を予測し,追肥時期の検討を行いました。この時期の追肥は,穂数の増加効果があり収量向上につながるため,生産者は熱心に麦の生育状況を確認していました。
令和3年産の播種は,順調に進み初期生育が良好であったため,概ね生育は順調です。穂数の確保が収量の向上につながるため,今後の適期適量の追肥を呼びかけました。普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第1班
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