7月に定植したトマトの収穫が間もなく始まることから、亘理町逢隈地区で5名の生産者が参集し、9月15日に抑制トマトの現地検討会が開催されました。生産者、JAみやぎ亘理、普及センターから、各担当者も参加し、2か所のほ場を巡回し、生育を確認した後に、今後の管理について検討しました。
今作は、定植後の高温の影響により生育がやや遅れ、着果が十分でなかったところもみられ、また、害虫の発生と防除効果について確認をしました。
巡回後の検討会では、今後もしばらくは高温が続くことから、着果管理は当面ホルモン処理を行うこと、処理ステージは、花びらがきちんと開いた状態で処理することを確認しました。今年の収量安定化に向けて、着果管理と追肥、かん水管理を徹底していけるようお互いに情報交換を行い、生産者らは気持ちを新たにしていました。
普及センターではこれからも関係機関と協力して、トマトの安定生産に向けて支援してまいります。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143