当県では、いちご生産者及び食品商社と連携し、令和5年1月から海外の「DON DON DONKI」に向けた県産いちごの定期・定量輸出に取り組んでいます。輸出3シーズン目の令和7年産では、輸出先を6か国・地域(タイ、シンガポール、マレーシア、香港、台湾、グアム)、合計20万パック(50トン)の輸出を目指しています。
輸出するのは、当県オリジナル品種「もういっこ」、「にこにこベリー」を含む7品種で山元町や亘理町を含む県内5市町の生産者が育てたいちごです。
令和7年1月15日(いちごの日)に、山元町の(株)ごえん、(株)燦燦園、山元いちご農園(株)から輸出専用パックに包装されたいちごが香港向けに今期初出荷されました。(株)ごえんの飯田代表は、「3シーズン目で作業者も慣れ、生産性も上がってきている。今年はより品質にこだわっているので、お客様に喜んでもらいたい。」と意気込みを話してくださいました。
当県では、いちご輸出を通じて海外での宮城県のファンづくりにも力を入れています。当普及センターでは、いちごの輸出拡大に向け、栽培技術や病害虫防除等について引き続き支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143