亘理町は,東日本大震災により耕地面積の約8割が津波の被害を受けました。
震災から約5か月経過する8月7日,逢隈鷺屋地区では,キャベツの定植作業が行われました。キャベツを作付けするのは3戸の農家で,中心となる清野氏のほ場では,炎天下での定植作業にもかかわらず,近所の方や仮設住宅に住んでいる農業者ら10名以上の人が支援に集まりました。
このほ場は,津波の被害を受けたため,土壌の塩分濃度が高く水稲の作付けが出来ませんでしたが,早期の営農再開に向け,ほ場除塩対策に積極的に取り組み,塩分濃度が下がったことを確認し作付けが可能になりました。キャベツは,約7ha作付けされ,加工用として出荷される予定になっています。
清野氏が,キャベツ栽培を始めたのは昨年からで,水稲に加え経営の柱となる作物として手ごたえを感じた矢先に地震と津波の被害を受けました。
農地が被害を受け,水稲が作付けできないという危機的な状況の中,自分達の経営のために生活のために動きださなければと,積極的にキャベツ栽培再開に力を注いできました。
復興のためじゃないよと語る清野氏ですが,逢隈で緑広がるキャベツ畑は,再生して行く亘理町農業の第一歩として輝いています。
連絡先:亘理農業改良普及センター 0223-34-1141
震災から約5か月経過する8月7日,逢隈鷺屋地区では,キャベツの定植作業が行われました。キャベツを作付けするのは3戸の農家で,中心となる清野氏のほ場では,炎天下での定植作業にもかかわらず,近所の方や仮設住宅に住んでいる農業者ら10名以上の人が支援に集まりました。
このほ場は,津波の被害を受けたため,土壌の塩分濃度が高く水稲の作付けが出来ませんでしたが,早期の営農再開に向け,ほ場除塩対策に積極的に取り組み,塩分濃度が下がったことを確認し作付けが可能になりました。キャベツは,約7ha作付けされ,加工用として出荷される予定になっています。
清野氏が,キャベツ栽培を始めたのは昨年からで,水稲に加え経営の柱となる作物として手ごたえを感じた矢先に地震と津波の被害を受けました。
農地が被害を受け,水稲が作付けできないという危機的な状況の中,自分達の経営のために生活のために動きださなければと,積極的にキャベツ栽培再開に力を注いできました。
復興のためじゃないよと語る清野氏ですが,逢隈で緑広がるキャベツ畑は,再生して行く亘理町農業の第一歩として輝いています。
連絡先:亘理農業改良普及センター 0223-34-1141