南三陸地域内で収穫される1等米を「南三陸米」のネーミングで,平成16年より例年300t程度を販売,地産地消を推進してきました。
今年は東日本大震災の津波により多くの水田が被災し,管内では水稲栽培面積が前年より270haほど減少しました。さらに東京電力福島第1原発の事故に伴う放射性物質が飛散するなどの影響がありました。
こういった状況の中,普及センターでは被災の程度の少なかった水田への作付けを誘導するとともに関係機関と連携して栽培指導やカメムシの発生状況を踏まえた防除指導などを展開してきました。さらに県内では放射性物質調査が行われ,管内の米も安全性が確認され,出荷自粛は9月24日をもって解除されました。また,被災していた精米工場も代替の工場を確保し作業も可能になり,晴れて10月3日の出発式にこぎ着けました。今年は震災の影響で「南三陸米」は例年の半分程度になる見込みですが,天候も概ね順調に推移したため品質・食味とも上々となっています。
普及センターでは技術指導を通じながら,今後も「南三陸米」の生産面を支援していきます
<連絡先(仮)>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
登米合同庁舎203会議室
電話 0220-41-0201
今年は東日本大震災の津波により多くの水田が被災し,管内では水稲栽培面積が前年より270haほど減少しました。さらに東京電力福島第1原発の事故に伴う放射性物質が飛散するなどの影響がありました。
こういった状況の中,普及センターでは被災の程度の少なかった水田への作付けを誘導するとともに関係機関と連携して栽培指導やカメムシの発生状況を踏まえた防除指導などを展開してきました。さらに県内では放射性物質調査が行われ,管内の米も安全性が確認され,出荷自粛は9月24日をもって解除されました。また,被災していた精米工場も代替の工場を確保し作業も可能になり,晴れて10月3日の出発式にこぎ着けました。今年は震災の影響で「南三陸米」は例年の半分程度になる見込みですが,天候も概ね順調に推移したため品質・食味とも上々となっています。
普及センターでは技術指導を通じながら,今後も「南三陸米」の生産面を支援していきます
<連絡先(仮)>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
登米合同庁舎203会議室
電話 0220-41-0201