宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみやぎ仙南丸森地区花卉部会通常総会及び講習会が開催されました。

2017年02月21日 08時44分13秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  JAみやぎ仙南丸森地区花卉部会で,平成29年2月15日(木)に通常総会及び講習会を開催しました。

 丸森町では小ぎく栽培を推進しており,講習会では,普及センターからきく類の親株管理と盆用小ぎく露地電照栽培の効果について説明しました。平成28年から丸森地区に露地電照栽培試験ほを設置しており,来年以降も継続して試験栽培を行い,需要期の安定出荷を検討します。

 総会では,町,普及センター,市場から祝辞をもらい,小ぎく生産に対する期待が述べられました。

平成28年は小ぎく出荷量25%増,出荷額31%増となりました。

部会では,新規栽培者の勧誘や品質向上のための巡回指導の強化や講習会,現地検討会を計画し,更なる生産拡大に意欲を示しています。 

 

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班   

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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黒川地域水稲直播技術研修会を開催

2017年02月21日 08時23分45秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 2月9日,JAあさひなとの共催により,黒川地域4市町村の水稲生産者を対象とした直播技術研修会を開催しました。
 当日は,個別農家や集落営農組織の構成員約30名が参加し,古川農業試験場から湛水直播栽培のポイントについての講演や,各メーカーからコーティング及び播種作業の流れについてのビデオ紹介,普及センターかは大規模経営における直播技術導入の効果について説明を行いました。
 黒川地域の水稲作付面積は3,433ha,そのうち本年の直播面積は,湛水直播栽培で主食用米106ha及び飼料用米46haあり,出芽苗立ち,雑草及び倒伏等の問題で全体の4%に留まっています。JAあさひなは栽培技術の確立による安定生産を課題に挙げており,生産者の情報共有及び課題解決並びに経営への直播技術の導入と定着を図るため,平成27年度から普及センターとともに直播技術研修会を開催してきました。
 普及センターとしても,経営の大規模化及び複合化への対応技術として,直播栽培の取組みを積極的に支援してまいります。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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第2回「栗原ふぁーみんぐ女子会」を開催しました

2017年02月21日 08時20分24秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成29年2月6日(月)に,この花さくや姫プラザで,女性農業者が女性起業家や女性農業委員にお話を聞き,料理を学ぶ講習会を開催しました。

 講習会には地域の女性農業者20人が集まり,農家レストランを経営する女性起業家から,地域食材であるレンコンを使った料理と,郷土料理の花寿司の作り方を学びました。その後,起業の背景や起業の際のポイントについてお話いただきました。家族や地域の協力はとても大切で,協力を得るためには,自分が家族や地域の中で認めてもらえるよう,それぞれの家庭の中での自分の役割をしっかり果たすことが大切といったアドバイスをいただきました。また,家族経営協定を締結したことで,家庭の中での自分の役割が明確になり,女性の立場を認めてもらうのに役立ったという経験をお話いただきました。

 情報交換の中では,女性農業委員の方々から,家族経営協定や,農業委員会の活動について話題提供がありました。参加者は熱心に耳を傾け,女性の活躍で地域を盛り上げていきたいという思いを新たにしたようでした。さらに,子育て中の若い女性農業者からは,「地域の女性で,農業だけでなく新しいことに取り組んでいるというお話を聞き,やろうと思えば自分もできるのだと感じた」という声もあり,世代を越えた交流が行えました。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 班名 地域農業班    

TEL:0228-22-9040       FAX:0228-22-5795・6144


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「気仙沼・南三陸地域 農業経営セミナー」を開催しました。

2017年02月20日 15時29分04秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成29年2月8日に,JA南三陸本店を会場に,本吉農業改良普及センター主催の「平成28年度 気仙沼・南三陸地域農業経営セミナー」を開催し,営農組織の組合員や法人化志向のある生産者など,関係機関職員を含め32名の出席がありました。

普及センターでは毎年セミナーを開催しており,震災後は復興に関連したテーマに重点を置き,経営がステップアップしていく内容を企画しました。

今年は,仙台中央社会保険労務士事務所代表の佐藤崇氏と宮城県農業共済組合農産部長の古内稔悦氏を講師としてお招きし,それぞれ「農業生産における労務管理と社会保険」,「収入保険制度について」という題目でご講話いただきました。

佐藤氏より労務管理について,入社してから退職するまで安心して働ける労働環境作りが重要で,労働環境が整備されてなければ人を集めることは難しくなってきているとのお話で,労務管理の重要性や基本的な知識についてお話いただきました。

古内氏より収入保険について,制度の概要や保険料の試算方法,既存の共済制度との関係についてお話いただきました。また,東北農政局宮城支局からも,農業競争力強化プログラムについて情報提供をいただき,生産者が国の政策の説明を直接聞く機会ともなりました。

いずれも今後の営農の継続的な発展に重要なテーマで,参加者も真剣に聞き入っていました。セミナー閉会後も講師先生へ個別に質問する姿も見られ,充実したセミナーとなりました。

 

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
電話:0226-29-6041 FAX:0226-42-1672
E-MAIL:mynokai@pref.miyagi.jp


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七ヶ宿町で,直売所関係者向けに「POP作り研修会」が開催されました

2017年02月17日 10時56分03秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成29年2月9日,旬の市出荷組合(組合員52名)は七ヶ宿町活性化センターを会場に,「POP作り研修会」を開催しました。組合員や売り場担当者など約20名の直売関係者が参加しました。

 この研修会は,昨年7月に普及センターが開催した「旬の市をもっと良くしよう!研修会」の発展編として,旬の市出荷組合が開催したものです。POP公告クリエイターの波多野氏を講師に招き,具体的なPOP作りのテクニックについて学びました。

 研修会はペンの選び方や書き順のコツだけではなく,どのような情報を届けるとお客様が喜ぶかといった伝え方のポイントについても触れられました。参加した組合員らは,実際に自分の農産物のPOPを作りながらアドバイスを受けていました。「字を書くことに苦手意識を持っていたけれど,コツがわかり楽しく勉強することができました」,「さっそく練習して身につけたい」といった感想が聞かれ,たいへん充実した研修会となりました。

    研修会風景(講義編)

    研修会風景(実践編)               

普及センターでは,今後も直売所の活性化を通じた地域農業の発展を支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター   

TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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仙台地域農業普及活動検討会を開催いたしました

2017年02月15日 08時39分15秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 去る2月3日に仙台合同庁舎会議室を会場に,今年度2回目となる仙台地域農業普及活動検討会を開催いたしました。
 普及センターが平成28年度に取り組んだ普及活動の実績と平成29年度の計画について有識者や関係機関等検討委員から意見,評価を得て,今後の普及活動や普及計画に反映するものです。今回はプロジェクト課題「集落営農100ha法人の鉄人化計画の推進」と「曲がりねぎ販売額1億円を目指す指定産地の育成」の報告と平成29年度の新規プロジェクト2課題を多くの時間で検討いただき,ゴールを見極め,技術支援から経営管理支援まで幅広い活動を行うようにとの意見と期待が寄せられました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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4Hクラブ員が農業への想いや取り組みを発表! ~亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会実績発表会~

2017年02月13日 16時09分18秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会(4Hクラブ)の実績発表会が平成29年1月19日(木)に亘理農業改良普及センターにおいて開催されました。

 実績発表会は,クラブ員が自己の経営の課題解決に取り組むプロジェクト発表の部,農業や地元への想いを発表する農村青年の主張の部及びクラブ活動発表の部の3部門で,あわせて9名が発表しました。

 総じて審査員を唸らせるほどのレベルの高い発表となり,自己の農業経営や地域農業の発展にかける熱い想いが感じられました。

 厳選な審査の結果,各部門から最優秀賞がそれぞれ選定され,平成29年2月4日に開催される宮城県農村教育青年会議に地区代表として駒を進めることとなりました。

 代表になったクラブ員も惜しくもなれなかったクラブ員も今後の活躍が期待されます。

 

最優秀賞

プロジェクト発表の部:「イチゴ連続花芽分化法」  鈴木 好信氏(亘理町)

農村青年の主張の部 :「新規就農のきっかけと就農3年目の経過について」 内藤 靖人氏(山元町)

クラブ活動発表の部 :「みんなの山元4Hクラブ」 渡辺 芳和氏(山元町)

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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丸森町のいちじく生産者がせん定技術を学ぶ

2017年02月10日 17時21分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成29年2月9日(木),雪が舞う悪天候のなかJAみやぎ仙南丸森地区果樹振興部会員15名は,普及センター職員を講師にいちじくのせん定について勉強しました。

 昔から甘露煮用のいちじく栽培が盛んな丸森町ですが,高齢化によって栽培者が減少しています。そこで,部会では平成26年に新規栽培者を募りました。新規栽培者には,挿し木により増殖したいちじく苗木を配布しています。

 配布された苗木は挿し木から3年が経過し,今年の秋から収穫が本格化することになりますので,参加者は1株当たりの収量を最大にし,品質の良い果実を生産するためのせん定方法について,熱心に勉強しました。

 寒さと春の陽気が入り交じる中,丸森町特産のいちじくの生産量拡大に向け,せん定作業は最盛期を迎えます。

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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今年も美味しい白石産のくだものづくりを目指して

2017年02月10日 14時06分41秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成29年1月26日,白石市においてJAみやぎ仙南白石地区果樹部会主催による「りんご」と「かき」のせん定研修会が開催されました。

 りんごの研修会は長年実施しているもので,毎年同じ樹を使ってせん定が実施されています。今年の花芽の着生は「悪くない」とのことで,樹の生育を見ながら,秋には美味しい果実がたくさん採れるようにと,参加者も一緒に検討しながらせん定を行いました。


 かきは「柿の里白石」構想に沿って新規に植えられたものが大きく育ち,特産の「ころ柿」原料として良いものが採れるよう,病気の発生にも注意しながら作業しました。


 当日は宮城県農業・園芸総合研究所の果樹チームから講師を招き,普及センター職員も一緒にせん定の実技を行いました。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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登米市4Hクラブ「平成28年度宮城県農村教育青年会議」で二冠!

2017年02月10日 11時51分45秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成29年2月4日(土),宮城県農村青少年クラブ連絡協議会,宮城県,公益社団法人みやぎ農業振興公社が主催する「平成28年度宮城県農村教育青年会議」が,仙台市・エスポールみやぎで開催されました。
 登米市4Hクラブからは発表者3名を含む8名のクラブ員が参加,仲間達の応援の後押しを受け,農村青年の主張の部とクラブ活動発表の部の2部門で最優秀賞,プロジェクト発表の部で優秀賞を獲得することができました。
 最優秀賞を受賞した2部門は,今年,岩手県で開催される東北地区農村教育青年会議へ宮城県代表として推薦されることとなっており,更なる高みを目指した挑戦が期待されます。

☆最優秀賞
◎農村青年の主張
 ・阿部善光 「挑戦~I'm Ready!! Do my Best!!~」
◎クラブ活動発表の部
 ・髙﨑大喜 「登米市4Hクラブ」

☆優秀賞
○プロジェクト発表の部
 ・七尾丈一郎「乳牛の低コスト化を目指した飼料設計」

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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