宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

南三陸ねぎ視察研修会を開催しました

2019年02月20日 17時27分23秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

管内では,震災以降,ねぎの作付が拡大していますが,栽培技術や出荷調製作業に課題を抱えていることから,平成31年2月15日,ねぎ生産者13人を対象に視察研修会を開催しました。

午前は,東松島市矢本の株式会社パスカファーム立沼のねぎほ場や出荷調製作業を視察し,「10a当たり5~6tの収量を上げている人もいる」という話に刺激を受け,熱心に質問する様子が見られました。

午後には,石巻青果花き地方卸売市場を訪問し,他産地が出荷しているねぎの軟白長,茎の太さや首のしまりなど実際に見ながら,市場が求める品質について勉強しました。

今回の視察が生産者が抱える問題解決の糸口になり,今後のねぎの生産拡大に繋がることを期待します。

<連絡先

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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宮城県農業普及活動検討委員会を開催しました

2019年02月20日 16時34分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

   平成31年2月5日に県庁行政庁舎で平成30年度宮城県農業普及活動検討委員会を開催しました。本検討委員会は,農業者・学識経験者の方々を委員に,普及指導活動の方針,課題に対する活動方法や成果などについて評価・助言いただくために平成10年から毎年実施しているものです。
  今年度は,主に,農業革新支援専門員が広域的に取り組む重点プロジェクト活動2点について発表し,ご意見をいただきました。
  1つ目の「スマート農業実践による土地利用型経営体のトップモデルの育成」については委員の方々の期待が大きく,「ICT機器の導入により蓄積されたデータの効果的な活用方法を検討して欲しい。」,「中山間地域でも活用できる技術があれば示して欲しい。」など多数のご意見をいただきました。
  2つ目の「企業的経営を目指す農業法人の経営体質強化」については,「震災後に急速な規模拡大をした法人の経営改善は重要。」,「活動の成果が数値化されるとなお良い。」などの助言をいただきました。
  その他にも普及指導活動方針への要望など活発な意見交換が行われ,効果的・効率的な普及活動の推進に向けて有意義な検討の場となりました。

<連絡先>
   宮城県農林水産部農業振興課 普及支援班
   〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号
   TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839
   E-mail:nosin@pref.miyagi.lg.jp


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いちごの作柄中間検討会が開催されました。

2019年02月19日 18時24分50秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

JA南三陸階上いちご部会では,10名の部会員がいちご栽培を行っています。これまでの作柄を振り返り,今後の管理に生かすための中間検討会が開催されました。普及センターからは,プロジェクト課題の取組として設置しているIPM実証ほの結果について情報提供を行いました。

半数以上の部会員が天敵製剤を導入していますが,防除効果が安定しない場合があるため,天敵製剤の活用方法について考える良い機会となりました。

普及センターでは,天敵製剤を更に有効に活用するため,次年度に他の天敵製剤を組み合わせた比較試験ほを設置し,IPM技術の普及拡大に向けて取り組んでいきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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平成31年産の水稲種子を全量合格に!!

2019年02月18日 15時11分49秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

平成31年2月6日にJAみやぎ登米水稲種子採種組合が栽培講習会を開催しました。

はじめに,普及センターから優良種子生産のポイントについて,種子審査の流れと本年度の栽培管理等を振り返って改善すべき点を説明しました。次に農薬メーカーが,殺菌剤と除草剤について説明しました。

 JAみやぎ登米水稲種子採種組合では,平成30年度に「ひとめぼれ」55.5haと「だて正夢」5.5haの水稲種子を生産し,育苗管理から収穫,乾燥・調製まできめ細かな栽培管理をした結果,契約数量に対し99.3%の優良種子の出荷を達成することができました。

 次年度は,契約数量100%を達成するとともに,全量合格種子を目指せるよう普及センターは,JAや採種組合と連携しながら支援していきます。

 

<連絡先> 宮城県登米農業改良普及センター先進技術班

 TEL:0220-22-6127,FAX:0220-22-7522


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全国初!機能性ホウレンソウの販売会を開催

2019年02月18日 11時11分14秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 豊里町有限会社三菜寿のちぢみホウレンソウが,平成31年1月16日付けで消費者庁の機能性表示食品として全国で初めて登録されました。機能性表示食品とは,科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品のことで,このホウレンソウには,機能性関与成分のルテインが一般的なホウレンソウよりも約1.5倍多く含まれています。
 1月25~26日に仙台三越とS-PAL仙台の2カ所で販売会が開催され,試食した消費者からは,甘くて美味しい等の声が多数聞かれ,両日完売の大盛況となりました。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522

 


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「花山ふさすぐりフェスタ2019」を開催しました

2019年02月18日 09時18分31秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  (ふさすぐり料理の試食)

 平成31年1月31日(木)に,栗原市花山コミュニティセンターにおいて,「花山ふさすぐりフェスタ2019~「花山」と「ふさすぐり」をみんなで語る交流会~」を開催しました。

 このイベントは,ふさすぐりの生産者・加工取組者・販売関係者のほか,花山地区の振興に関わる方々にも広く集まっていただき,花山を特徴付ける稀少な果実であるふさすぐりの魅力を住民自身が再認識し,地域活性化の気運を高める目的で行いました。

 先ず最初に普及センターから,旧花山村で昭和50年代の終わり頃からふさすぐり振興を図ってきた歴史や,高齢化や岩手・宮城内陸地震の影響等により生産者が減少した経緯,これらを意識した上で今年度から3年間のプロジェクトとして課題化した意図や目的を説明しました。

 次に,フードコーディネーターの平尾由希氏による「地域を元気にする食の6次産業化」と題した講演を行いました。講演では,島根県益田市真砂や長崎県波佐見町など各地の事例を用いて「食のブランド化の成功法則」が紹介され,地域ブランドの確立や活性化には「地域の総合力」が問われるとのお話がありました。

 昼食では,ホテルレオパレス仙台の瀬戸正彦料理長による,「宮城ブランド豚とふさすぐりのラグー」,「ふさすぐりのタルト」などの試作料理5品が披露されました。参加者は,ふさすぐりの鮮やかな赤色やさっぱりとした酸味を活かした初めての料理に舌鼓を打ち,新たな活用の可能性を感じていました。

その後,参加者全員によるフリートークを行い,これまで地域に深く携わってきた方々や現在ふさすぐりの生産・加工に取り組んでいる方々,花山振興のため日々尽力されている方々など,様々な立場から「花山」と「ふさすぐり」の過去・現在・未来を語っていただきました。

最後は,今年度,ブランド化推進の象徴として(一社)はなやまネットワークの村山喜子さんが作製した,ふさすぐりのロゴマークを発表しました。白地に赤く輝く「花山ルビィふさすぐり」のロゴマークは,次年度以降のふさすぐり商品に順次貼付される予定です。

多くの中山間地域では,過疎化・高齢化により,農業をはじめとする地場産業の担い手が減少し,固有の文化や生活の維持すら困難になりつつある状況にあります。このプロジェクトを通じ,実需と連携して花山のふさすぐりを特産品として育て,地域の維持・活性化のモデルづくりに取り組んでいきます。

(ふさすぐりのロゴマーク)

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    

TEL:0228-22-9404      FAX:0228-22-6144


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2019農山漁村パートナーシップ推進宮城県大会が開催されました

2019年02月15日 09時45分55秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成31年1月29日に多賀城市文化センターにて「2019農山漁村パートナーシップ推進宮城県大会」が開催され、当管内からは7人が参加しました。
 女性農林漁業者事例発表では平成29年度宮城県農業・農村活性化女性グループ等表彰最優秀賞を受賞した仙台市の相原榮子さんが「農業の良き理解者を増やしたい」と題して,活動の原点である「日辺あゆみ会」における取組や,仙台伝統野菜や西洋野菜の生産・普及・販売について発表されました。また,現在「食育シニアコーディネーター」として,一般の方々への料理教室や農業体験をとおして,地域食材や農業現場の魅力を伝える活動を行っていることが報告されました。相原さんは「農業への理解者を増やす事が,農業者の大切な役割でもある。農業後継者はもちろん,農業の良き理解者を育てていきたい」と力強くお話されていました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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中山間地域における鳥獣被害対策等に係る視察研修を開催しました。

2019年02月14日 17時51分50秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

  

 仙台農業改良普及センターでは,仙台市西部の中山間地にある2地区を対象に,鳥獣被害の拡大防止対策や園芸振興等の課題解決に向けた支援を行っています。
 この一環として,平成31年1月17日に鳥獣被害対策,キャベツ栽培の先進事例等の視察研修を大河原町および蔵王町で開催しました。当日は農業者,関係機関等21名が参加しました。
  蔵王町向山上地区では,最新型のワイヤーメッシュ柵の設置状況を蔵王町の職員より説明を受けながら視察しました。蔵王町役場では職員より,行政の視点から向山地区の取組ついて説明がありました。また,蔵王町向山上地区鳥獣被害対策協議会より,集落ぐるみでワイヤーメッシュ柵設置に至った経緯や現況について苦労話を交えながら説明がありました。参加者からは多くの質問があり,関心の高さがうかがえました。
 大河原町金ヶ瀬地区では,今後の作付け計画の参考に資する目的で,たまねぎ収穫後のキャベツの栽培状況を視察しました。
 普及センターでは,関係機関と情報共有し,中山間地域の課題解決につながるように支援していきます。

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296


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古川農協肉牛部会による巡回検討会が開催されました

2019年02月13日 10時30分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成31年1月下旬に,古川農協肉牛部会の部会員40戸あまりの農場を対象として,巡回検討会が4日間にわたって開催されました。
 古川農協肉牛部会では,畜舎内外の清掃状況,飼養管理状況の確認や指導のため,部会の役員や会員をはじめ,JA,北部家畜保健衛生所,大崎農業改良普及センターや大崎市役所などの関係機関が参加し,巡回を年2回行っています。当日は,巡回記録簿を用意し「換気」,「飲み水」,「餌槽」や「牛床」など10項目を重点的にチェックするとともに,その後の検討会では巡回での問題点を報告し,改善案を検討しました。
 また,普及センターからは1月23日に仙台中央食肉卸売市場で開催された現場後代検定調査会の枝肉成績について情報提供を行いました。
 参加者した部会員は,肥育技術向上のためにお互いの飼養管理の良い所を参考にしようと熱心に取り組んでいました。



<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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美里4Hクラブが平成30年度宮城県農村教育青年会議で好成績を収めました!

2019年02月12日 15時44分13秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成31年2月2日(土),「エスポールみやぎ」において平成30年度宮城県農村教育青年会議が開催され,県内の4Hクラブ員が集い,日頃のクラブ活動内容や営農の成果,意見について発表を行いました。
美里4Hクラブは「クラブ活動発表」において今年度のクラブ活動について発表し,見事,最優秀賞を受賞することができました。また「農村青年の主張」では,会長の大友達也氏が「私の夢に向かって」という題で農業への熱い思いを主張して,優秀賞を獲得しました。日頃のクラブ活動内容や,農業,地域に対する思いについて高く評価されたことで,クラブ員の自信につながり今後の営農意欲の一助になり有意義な会議となりました。




<問合せ先>
  美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0229-32-3115 FAX:0229-32-2225

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