宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

若手女性農業者のための研修会を開催しました

2020年03月17日 11時17分36秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年3月3日に,次代を担う若手女性農業者のスキルアップを目的に,仙台市太白区の秋保ワイナリーカフェにて『次世代女性リーダー育成研修会』を開催し,管内若手女性農業者10名が参加しました。
 研修会では,株式会社仙台秋保醸造所 代表取締役の毛利親房氏から『地域資源を活かした外部交流について』と題した講話をいただきました。
 毛利氏は東北有数の温泉地である仙台市太白区秋保で2014年からワイン用のブドウ栽培に取組み,合わせて2015年からワインの醸造を行っています。さらに,地域の交流人口拡大を目指し,ワインを活用した地元企業とのコラボ商品の開発やツーリズム等の企画も行っています。参加者たちは熱心にメモを取りながらその手法を学んでいました。
 その後の情報交換会では,お互いの経営や生活について,活発に意見交換が行われ,また,毛利氏からアドバイスをいただく場面もあり,若手女性農業者同士の交流にもつながった意義のある研修会となりました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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「令和元年度黒川地域担い手育成支援研修会」を開催しました

2020年03月17日 11時11分12秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援

 これからの地域の農業のあり方を検討する一助とするため,2月14日に大和町の遠藤旅館を会場に「令和元年度黒川地域担い手育成支援研修会」が開催され,黒川地域の農業法人・集落営農組織等から72名の出席がありました。
 『永続する農業を目指して』と題して,長野県の株式会社田切農産 代表取締役の紫芝勉氏より御講演をいただきました。株式会社田切農産は地域の担い手法人として作業を請け負う他,農産物直売所を経営するなど,地域農業の維持・発展のために多方面に活動しています。
 講演では,法人化する際の地域内の合意形成のポイントや,地域内で法人が担う役割等をわかりやすく説明していただきました。また,集落が抱える農業者の高齢化や後継不足などの問題に対して,どのように対処すべきかなどについて,経験に基づいたお話いただきました。
 黒川地域において,10年後の地域や自らの農業を深く考える良い機会となった研修会でした。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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一迫水稲採種組合の講習会が開催されました

2020年03月17日 09時10分20秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 一迫水稲採種組合は3月13日に農協の会議室を会場に,令和2年度採種面積配分と水稲種子籾栽培講習会を開催しました。最初にJA担当者から品種別採種面積,異品種混入対策,育苗時期について説明がありました。次に普及センターからパワーポイント資料をプロジェクターで投影し,種子栽培の基本事項及びつや姫の採種面積拡大を踏まえた漏生対策や稲こうじ病防除を徹底するよう説明しました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL0228-22-9404     FAX0228-22-6144


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ぶどう栽培研修会を開催しました

2020年03月16日 16時30分34秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

管内ではシャインマスカットや醸造用ぶどうの栽培に関心が高まっています。そこで,令和2年3月9日(月)にシャインマスカット及び醸造用ぶどうの生産拡大に向けたぶどう栽培研修会を開催しました。

まず当所担当者から大河原管内のぶどう栽培取り組み状況を紹介し,続いて,株式会社仙台秋保醸造所代表取締役毛利氏から「ワインでつながる人と食」について講演がありました。また,JA新みやぎあさひなぶどう部会の部会長佐藤氏からは,育苗・遊休ハウスを利用したぶどう栽培の取組みについて事例紹介があり,最後に宮城県農業・園芸総合研究所花き・果樹部の庄子技師からシャインマスカットと醸造用ぶどうの栽培について説明しました。

今回の研修会は,これからぶどう栽培を始める方にとって有益なものであり,生産意欲を高めることができました。今後とも普及センターでは,現地検討会や研修会を開催するなど,ぶどう栽培の普及拡大を支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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麦現地検討会が開催されました

2020年03月16日 12時39分22秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年3月9日に,石巻市河北地区にてJAいしのまき主催の麦現地検討会が開催されました。15名程度の生産者が参加し,ほ場を巡回しながら茎の中にある幼穂の長さを計測しました。計測した長さから,追肥の適切な時期を予測し,追肥時期の検討を行いました。この時期の追肥は,穂数の増加効果があり収量向上につながるため,生産者は熱心に麦の生育状況を確認していました。
 本年は,台風19号の影響によって播種が遅れたほ場が多く,平年よりも生育量は少ない傾向にあるため,麦の生育状況を確認し,適期追肥に努めるように呼びかけました。普及センターでは今後も高収量・高品質の麦生産を支援していきます。

 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第1班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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気仙沼市本吉で,直売所の集客アップに向けた勉強会が行われました。

2020年03月13日 13時31分31秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年3月3日,気仙沼市本吉総合体育館の研修室において,「本吉農林水産物軽トラック販売者の会」による直売勉強会が開催されました。
 「軽トラック販売者の会」は,新たに整備された三陸自動車道の本吉パーキングで軽トラ市を開催し,多くの人に本吉地域のおいしい農産物を食べて貰おうと,これまでも出荷カレンダー作りや,農産加工の勉強会を行ってきました。
 今回の勉強会では,講師に宮城県6次産業化プランナーの倉島史明氏を招き,「農産物直売所等における商品PRと集客促進の方法」について学ぶとともに,講師からアドバイスを受けながら,春野菜をPRするためのPOP作りを行いました。
 参加者からは,直売活動の本格開始が来月に迫るなか,実践的な勉強ができたとの声が聞かれました。
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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きゅうり環境制御技術視察研修会の開催

2020年03月13日 09時42分28秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 2月26日,登米農業改良普及センターとJAみやぎ登米胡瓜部会共催で,石巻市と東松島市のきゅうり生産者ほ場2か所を会場に,きゅうり環境制御技術視察研修会を開催しました。

 きゅうりの環境制御技術(以下,当技術)では,環境測定モニターとCO2施用機を活用し,ハウスの環境を測定モニターで見える化し,得られたデータを基にハウス環境を改善して,光合成に必要なCO2を施用することで生育促進を図ります。

 今回は,石巻地域で当技術を実践している生産者を講師に,栽培方法,導入機器と設定値の考え方,測定データの活用方法等について話を伺いました。

 当日は16名の部会員が参加し,機器の設定方法や当技術の実践効果について質問する等など,活発な意見交換がなされ,貴重な話を聞くことができ,大変参考になったとの声が聞かれました。

 普及センターでは,今後も引き続き関係機関と連携し,当技術のスキルアップと普及拡大に向け支援を行ってまいります。

<連絡先>
         宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
         〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
         電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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JA仙台米穀担当者会議が開催されました

2020年03月12日 15時08分17秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年3月4日,令和2年産の高品質・良食味米の安定生産に向けた営農指導力を強化するため,JA仙台主催による米穀担当者会議が開催されました。
 宮城県の令和元年産米は,籾数過剰下での高温登熟等により乳白粒等が発生し,1等米比率(うるち玄米)が64.8%と過去10年で最も低くなりました。このため,研修では,普及センターから品質低下の要因についてデータを用いて解説するとともに,気象変動への対策として,基本技術の励行や晩期栽培等による作期分散の重要性を説明しました。
  また,みやぎ米全体のブランド強化を牽引する「だて正夢」については,今年度も一等米比率98%と好成績であり,土づくりや生育に応じた追肥等,品質向上の取組が成果を出した一例として,栽培管理のポイントを説明しました。
  まもなく本格的に開始する令和2年度稲作を前に,関係機関・団体が一体となって高品質米づくりに取り組んでいくことを確認した会議となりました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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登米地域での水稲育苗講習会の開催

2020年03月12日 13時31分23秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

    令和2年3月10日にJAなかだ支店で令和2年産米の安定生産に向け,JAみやぎ登米東部エリア稲作講習会が開催され,稲作部会員40名が参加しました。

    普及センターからは,令和元年産米の高温障害による品質低下の反省を踏まえ,気象変動に対応した稲作について,育苗期間の低温回避と晩期栽培等を考慮した播種時期の見直しや育苗管理の注意点等を説明しました。

    また,JAみやぎ登米では,共同購入資材に採用した農薬について説明し,化学窒素成分を3.5kg/10a以内かつ,化学農薬使用成分を8成分以内とする環境保全米を水稲面積の約8割で取組むことを呼びかけました。環境保全米は,使用できる農薬が限られているため,農薬の特徴を理解し適期防除が重要となります。

    参加者からは,「基本に立ち返り,ひとつひとつ確認できて良かった」との声が聞かれ,春作業に向けての意気込みが感じられました。

    普及センターでは,今後も関係機関と連携して水稲の品質向上や安定生産に向けた取組を支援していきます。

 

 

<連絡先> 宮城県登米農業改良普及センター先進技術班 

 TEL:0220-22-6127,FAX:0220-22-7522


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令和2年産小麦の現地検討会が開催されました

2020年03月12日 10時34分56秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 2月26日(水)に大崎市鹿島台地域で小麦の現地検討会が開催されました。悪天候にもかかわらず,生産者約20名が参加しました。はじめに,JA新みやぎみどりの地区本部鹿島台営農センターの会議室で,普及センターより今後の肥培管理等について講義を行い,その後,2班に分かれて各生産者のほ場を巡回し,小麦の生育状況を確認しました。

 鹿島台地域は,昨年10月の台風19号により甚大な被害を受けました。大豆の収穫後に小麦を播種する予定でしたが,大豆のほ場が冠水した影響で,小麦の播種が例年より大幅に遅れ,最も遅かった所では12月中旬の播種となりました。小麦の生育不良が心配されましたが,暖冬に助けられて予想より茎数が多く確保され,全般的に生育は良好でした。  

 普及センターでは,今後も小麦の安定生産のために継続して支援していきます。

                     

                      講義の様子

  <問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225


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