研修会では,JA及び普及センターの担当者がパソコン簿記の実務について指導しました。会員が自分のパソコンを持ち込み,仕訳や決算処理の方法などについて確認しながら,1年間の経営内容を確認しました。
参加した会員は「自分の経営状況が把握できるので,今後も簿記記帳を続けていきたい」と話していました。
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
令和2年3月3日,気仙沼市本吉公民館で,地域食材の「魚」を利用し,家庭料理で親しんでいただけるレシピを広めていくことをテーマに,気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会主催による料理研修会が開催されました。
講師の気仙沼市の昆野羊子氏にメニューを考えていただき,季節料理の「鱈そぼろ」「ちらし寿司」等のレシピを作成。調理講習では参加者が話し合いながら活気ある講習会となりました。
料理を食しながら,今後の活用法について参加者間で意見交換が行われました。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606
JA新みやぎあさひな地区いちじく剪定講習会が,富谷市の生産者ほ場で3月5日に開催されました。普及センター職員が講師として,生産者および生産予定者22名に剪定方法を指導しました。
講習会では,JA新みやぎあさひなの推進品種である「バナーネ」および「ビオレ・ソリエス」について,それぞれの生育特性に応じた剪定方法や作業性を考えた骨格枝づくりについて,実演しながら説明しました。併せて,春先の管理として,枝の誘引処理と乾燥防止対策について説明しました。
生産者からは,今作の課題解決に向けた質問があり,その対策について学ぶ機会となったほか,生産予定者にとっては自園地の品種選定のための知見を得る機会となりました。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター
先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp
令和2年2月26日,宮城県気仙沼合同庁舎大会議室を会場に,令和元年度気仙沼・南三陸地域農業経営セミナーを開催しました。今回は「スマート農業技術を活用した水田農業の省力化」をテーマとし,スマート農業技術を活用した省力化,経営改善に活かすための講義や機械展示を交えた研修会となりました。
はじめに,古川農業試験場から水田農業におけるスマート農業技術や機械の活用事例について情報提供をいただき,その後,住友商事東北株式会社様から,「中山間地域におけるスマート農業技術の活用について」として,登米市や秋田県湯沢市でのドローンの活用事例,水位管理システム等についてご講義いただきました。また,株式会社ケーエス様から気仙沼管内のドローンの活用事例,リモートセンシング技術を用いた生育診断等について事例紹介いただきました。
研修会の最後に,両社のドローンや水位管理システム等の機械を展示し,説明をいただきました。
出席者からは,「経営面積が年々増えてきており,スマート農業技術の活用も考えたい」との声が聞かれました。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
大崎市田尻地区では,十数年前からブルーベリーが栽培されています。現在,数名の生産者又は生産者グループが,地域の農産物直売所や市場に出荷しています。また,製造委託により,濃縮ジュースやアイスクリームなどのブルーベリー加工品の販売も行っています。
安定生産を目的として,毎年冬季にせん定講習会を行っています。今冬は令和2年2月28日(金)に,現地ほ場に10名の生産者が集まり,せん定講習会が開催されました。講習会前半は,普及センター職員がせん定のポイントを説明しながらせん定を行いました。その後,説明されたポイントを振り返りながら,参加者全員でせん定を行いました。せん定を行う中で,参加者から樹勢に応じたせん定方法について多くの質問が出され,活発な講習会となりました。
美里農業改良普及センターでは,今後もブルーベリーの安定生産のために継続して支援していきます。
<問い合わせ先>
美里農業改良普及センター先進技術班
TEL0229-32-3115,FAX0229-32-2225
令和2年2月18日(火)食農伝承館で,JAみやぎ登米なかだ野菜部会土壌改良講習会が開催され,部会員等16人が参加しました。
講習会では,土壌の物理性や化学性等について説明し,施肥量の計算方法や土壌採取の方法の確認を行った後,農薬や新しい肥料の紹介を行いました。土壌の状態を把握し,生育障害が現れる前に,成分の集積や偏りを防ぐことを確認しました。部会員はそれぞれ異なる野菜を栽培しており,特に施設栽培では,塩類集積や硫酸根が残りpHが低くて困っているなどの意見がありました。
今回の講習会によって,自身の土壌を見直すきっかけになり,土壌分析を行ってから施肥設計を行う生産者が増えてほしいと思います。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522