宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

シャインマスカット栽培技術研修会を開催しました

2024年05月27日 16時10分16秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年5月23日(木)に栗原市金成で「シャインマスカット栽培技術研修会」を開催しました。

 当日は、シャインマスカットの生産者や今後導入予定の方々、合わせて53人の参加がありました。

 現地ほ場の園主である田中学さんを講師として、普及センターが作成した「栽培暦」、「ジベレリン処理の留意点」と講師が作成した作業記録等に基づき、房づくりのポイントや新梢管理について、実演を交えながら講義を行いました。

 参加者からは、栽培管理に関する多くの質問が出されるなど、熱心に意見交換が行われていました。

 普及センターでは、栽培者の増加と生産技術の向上へ向けた活動を進めてまいります。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437   FAX:0228-22-6144

 


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JAみやぎ登米りんご生産部会総会を行いました

2024年05月27日 10時54分43秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

登米市では、中田町、東和町、登米町を中心にりんごが約26ha栽培され、県内有数の生産地となっています。木の上で完熟させてから収穫する樹上完熟を特徴としており、品質に優れるという評価をいただいています。

去る5月10日に登米市のりんご生産を担うJAみやぎ登米りんご生産部会通常総会が行われ、会員12人が出席しました。総会では、令和5年度事業実績、令和6年度事業計画などが原案通り承認されたほか、「栽培技術の向上、りんご・果樹の振興」に重点をおいて活動していくことを確認し、部会員間での情報交換も積極的に行われました。

普及センターでは,今後もJAみやぎ登米りんご生産部会の活動について支援を行ってまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127. FAX:0220-22-7522


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村田町でそらまめの出荷会議及び現地検討会が開催されました。

2024年05月27日 09時28分16秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年5月22日にJAみやぎ仙南村田地区そらまめ部会の令和6年産そらまめ出荷販売会議及び現地検討会が開催されました。出荷販売会議では全農の担当者から出荷規格と販売情勢について説明がありました。普及センターからは品質の高いそらまめの出荷に向け、病害虫防除と収穫の際の注意点を中心に説明をしました。会議が終わった後も現物を見ながら栽培や出荷について熱心に情報交換する生産者の姿が見られました。

 その後、現地検討会が部会内のベテラン生産者のほ場で行われ、栽培管理について活発な意見交換が行われました。

 普及センターでは、今後も村田町におけるそらまめの生産量増加に向けた支援を続けてまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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さつまいも栽培研修会が開催されました

2024年05月24日 10時45分41秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和6年5月21日に加美町を会場に宮城県と全農みやぎ主催で「令和6年度宮城県さつまいも栽培研修会」が開催され、大崎農業改良普及センター管内からは、JA加美よつばのさつまいも生産者12名が参加しました。研修会では、育苗や定植のポイントを学ぶとともに、現地ほ場で新型の移植機の実演が行われました。新型機では植え付け精度が向上しており、規模拡大を目指す生産者からは高い期待の声が聞かれた一方で、植え付けの精度には整った畝の成型状況や苗の大きさも影響するため、導入にあたっては十分な条件を整える必要があることも確認できました。このほか、県で進めるさつまいもの施策や県産さつまいもの流通販売情勢等についての情報提供もあり、新規で栽培を検討している生産者からは安心して栽培に挑戦できるとの感想も上がっていました。
また、県の研修会に続き、管内の新規の生産者を対象にした手植えによる移植の研修会を開催しました。さつまいも栽培のベテラン生産者が移植作業の実演を行い、さつまいもの移植に使う器具や「船底植え」や「斜め植え」といった特徴的な移植方法を学びました。
大崎農業改良普及センターでは、新規作付け者の安定栽培に向け、研修会等を通じて 、引き続き支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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高品質なぶどうを育てるためのノウハウを学ぶ

2024年05月24日 10時19分12秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年5月21日、JAいしのまき主催で直売所等にぶどうを出荷している生産者

16人を対象に栽培講習会が開催され、普及センター職員が講師として指導を行いまし

た。

 生産者は主にシャインマスカットを栽培しており、その誘引や摘心、花穂整形などの

実演を行ったほか、適正な着果数の考え方や無種子化・肥大促進のための植物成長調整

剤の使用方法、病害虫防除等についても指導を行いました。

 シャインマスカットの殆どは、これから満開期を迎え栽培管理する上で重要なステー

ジに入ります。今回の講習会で得たスキルを自身の園地で実践し、収穫期には見事な果

実になることが期待されます。


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深山牧野で牛の放牧がはじまりました!

2024年05月22日 17時07分55秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

<本文>

令和6年5月21日、栗原市営深山牧野で今年も牛の放牧が開始されました。

深山牧野は栗原市の北西部、栗駒文字地区に位置し、北の方角に栗駒山を見渡すことができる標高545mの眺望のすばらしい牧場です。

昭和45年開牧と古くからの歴史があり、40牧区120haと広大な草地は県内でも有数の公共牧場であり、県内和牛主産地である栗原畜産の核となっています。

今年は、およそ100頭程度の牛を預かる予定となっており、妊娠の有無等で群分けし、分娩予定日の1~2か月前まで牧場で新鮮な青草を食べて過ごします。

放牧のメリットとして、傾斜のついた草地の移動により、牛の足腰が強くなるなど健康な状態となり、繁殖牛の分娩事故が少なくなるとの報告があります。

繁殖牛経営を取り巻く情勢は、社会情勢や円安の影響、世界的な気候変動等に起因する飼料や資材の高騰、飼養農家の高齢化や担い手の不足等、経営の継続が非常に厳しい状況となっており、公共牧場は繁殖牛の繁殖機能回復や健康維持、飼養農家の生産コスト低減等に大きな役割を果たしています。施設の積極活用により、経営安定の一助となることが期待されます。

 

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


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【登米市4Hクラブ・耕作放棄地栽培プロジェクト】枝豆の播種を行いました!

2024年05月22日 15時53分38秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年4月29日(土)~30日(日)に登米市米山町で、耕作放棄地での野菜栽培を行う「耕作放棄地栽培プロジェクト」として、枝豆の播種を行いました。 作業は、畝立て、播種、除草剤の散布、防鳥糸の展張を行いました。高い気温の中での作業でしたが、作業は順調に進行し、最終的には約3アールの面積に枝豆を播種しました。今後は、サツマイモの定植や玉ねぎの収穫などの作業を予定しており、収穫した野菜は即売会で販売する予定です。 普及センターでは、登米市4Hクラブの活動を今後も支援してまいります。


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水稲栽培におけるUR(ウレアホルム)肥料実証試験の実演会が開催されました。

2024年05月22日 11時17分07秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 プラスチックの海洋流出が問題となっており,農業分野においてもプラスチック利用削減を目指した環境負荷低減技術への関心が高まっています。

 このような中、JA新みやぎの南三陸地区では、水稲栽培におけるマイクロプラスチック等の削減を目的にペースト肥料を利用した実証試験に令和4年度から取り組んできましたが、令和6年度はさらに、UR(ウレアホルム)肥料利用の実証試験を開始しました。

UR肥料はプラスチック被膜ではなく、粒状化している肥料自体がゆっくりと崩壊する緩効性肥料となっていることから、マイクロプラスチックの海洋流出量削減が図られるとのことです。

令和6年5月16日には、南三陸町歌津地区の大沼営農組合のほ場で実演会が開催されました。

 実証ほの設置は、JA新みやぎが主体ですが、県も関係者と連携して当該技術の取組を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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海洋プラスチック問題に配慮した米生産実証試験の実演会が開催されました。

2024年05月22日 11時13分25秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 プラスチックの海洋流出が問題となっており、農業分野においてもプラスチック利用削減を目指した環境負荷低減技術への関心が高まっています。

 このような中、JA新みやぎの南三陸地区では、マイクロプラスチック等の削減を目的にペースト肥料を利用した実証試験に取り組んでおり、本年で3年目を迎えています。

ぺースト肥料を利用することで、慣行で利用している緩効性肥料(プラスチック資材による被覆肥料)や肥料袋のプラスチックの削減が図られるとのことです。

また、田植えと同時に液状の「ペースト肥料」を稲の株元に上下2段に施肥することで、施用する肥料の減量も期待できます。令和6年5月16日に株式会社階上生産組合のほ場にて窒素成分で慣行より1割減肥区、2割減肥区を設けた田植えの実演が行われました。

今回の実演会では,施肥位置を田面から「3cm下」と「9cm下」の2段になるよう田植機を調整して田植えが行われました。

 実証ほの設置は、JA新みやぎと肥料メーカーが主体ですが、県も関係者と連携して当該技術の取組を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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上品山牧場の開牧式が行われました

2024年05月21日 16時06分25秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年5月17日、石巻市営牧場である上品山牧場の開牧式が行われました。上品山牧場は、老朽化による給水管の破損のため、令和5年度は牛の受入れを中止していましたが、畜産農家から再開を望む声があり、3月に給水管工事を実施し、2年ぶりに牛の受入れを再開しました。

 当日は、石巻市内9戸の畜産農家から29頭の繁殖雌牛(黒毛和牛)が入牧し、衛生検査や体重測定、牛体消毒等の実施後、牛たちは、広々とした草地に放牧され、のびのびと過ごしていました。

 令和6年度は、10月25日まで放牧地として開放される予定です。


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