マイクロ波天文衛星の最新データから、
天の川銀河の星間チリが発する光の偏光をとらえた初の全天マップが作られました。
この偏光を示す模様からは、銀河内の磁場構造を知ることができるようです。
“プランク”はヨーロッパ宇宙機関のマイクロ波天文衛星で、
画像は、“プランク”で撮影した天の川銀河の全天マップです。
拡大したときに見られる「うねうね」とした細い筋は、
“プランク”の搭載機器でとらえたテラヘルツ波の偏光を示しているんですねー
天の川銀河内の星間雲に含まれる宇宙チリの粒は、
銀河内の磁場の影響で向きが揃うようになります。
それにともなってチリが放射する光(テラヘルツ波を含む電磁波)も、
偏光(波の振動方向が揃うこと)し、これが観測されることになります。
つまり、天の川銀河の偏光から、銀河内の磁場構造が分かることになるんですねー
この画像は、天の川銀河の星間チリが発する光の偏光をとらえた初の全天マップになり、
1種類の電磁波の波長をとらえたものなんですが、年内には7つの波長による全天の偏光観測データが公開されるそうです。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 宇宙の歴史に関わる新しい数値
天の川銀河の星間チリが発する光の偏光をとらえた初の全天マップが作られました。
この偏光を示す模様からは、銀河内の磁場構造を知ることができるようです。
太陽系から見た天の川銀河の全天テラヘルツ波(353GHz)マップ。 |
“プランク”はヨーロッパ宇宙機関のマイクロ波天文衛星で、
画像は、“プランク”で撮影した天の川銀河の全天マップです。
拡大したときに見られる「うねうね」とした細い筋は、
“プランク”の搭載機器でとらえたテラヘルツ波の偏光を示しているんですねー
天の川銀河内の星間雲に含まれる宇宙チリの粒は、
銀河内の磁場の影響で向きが揃うようになります。
それにともなってチリが放射する光(テラヘルツ波を含む電磁波)も、
偏光(波の振動方向が揃うこと)し、これが観測されることになります。
つまり、天の川銀河の偏光から、銀河内の磁場構造が分かることになるんですねー
この画像は、天の川銀河の星間チリが発する光の偏光をとらえた初の全天マップになり、
1種類の電磁波の波長をとらえたものなんですが、年内には7つの波長による全天の偏光観測データが公開されるそうです。
こちらの記事もどうぞ ⇒ 宇宙の歴史に関わる新しい数値