NASAの探査機“スターダスト”が地球に持ち帰ったサンプル採取器から、
太陽系外からのものとみられる7個の微粒子が見つかりました。
これらはサイズにより組成や構造に違いが見られ、
異なる歴史を経てきたようなんですねー
比較的大きいサイズのものは、雪のようにふわふわとしたものが多いそうです。
恒星間空間からやってきたチリを
星間チリと呼びます。
でも今回見つかった粒子を星間チリと断定するには、酸素同位体比の測定など、さらなる調査が必要なようです。
ただ3つの比較的大きな微粒子は硫黄化合物を含むのですが、これは星間チリには、ありえないという意見もあります。
でも、もし星間チリであることが確定すれば、
史上初のサンプルになるんだとか…
しかも、採取サンプルから粒子を探す作業はまだ進行中で、まだまだ見つかるかもしれません。
星間チリは年老いた巨星の活動や、数百万年前の超新星爆発により、
生成されると考えられています。
今回の発見はその由来や進化を、
さらに詳しく探る有力な手がかりになると期待されています。
1999年に打ち上げられた“スターダスト”は、2004年にウィルド彗星のコマに突入し、
史上初めて彗星物質のサンプル採取を行いました。
星間チリの採取は、2000年と2002年に行われ、
2006年の運用終了前には、採取器が収められたカプセルを地球に投下。
回収された採取器のサンプル分析は、今も続けられているんですねー
太陽系外からのものとみられる7個の微粒子が見つかりました。
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星間チリとみられる微粒子のX線画像 |
これらはサイズにより組成や構造に違いが見られ、
異なる歴史を経てきたようなんですねー
比較的大きいサイズのものは、雪のようにふわふわとしたものが多いそうです。
恒星間空間からやってきたチリを
星間チリと呼びます。
でも今回見つかった粒子を星間チリと断定するには、酸素同位体比の測定など、さらなる調査が必要なようです。
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サンプル採取器のエアロゲルに 飛び込んできた微粒子の痕跡(赤) |
でも、もし星間チリであることが確定すれば、
史上初のサンプルになるんだとか…
しかも、採取サンプルから粒子を探す作業はまだ進行中で、まだまだ見つかるかもしれません。
星間チリは年老いた巨星の活動や、数百万年前の超新星爆発により、
生成されると考えられています。
今回の発見はその由来や進化を、
さらに詳しく探る有力な手がかりになると期待されています。
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探査機“スターダスト”。 うちわのような形のサンプル採取器表面の エアロゲルで微粒子をキャッチする。 |
1999年に打ち上げられた“スターダスト”は、2004年にウィルド彗星のコマに突入し、
史上初めて彗星物質のサンプル採取を行いました。
星間チリの採取は、2000年と2002年に行われ、
2006年の運用終了前には、採取器が収められたカプセルを地球に投下。
回収された採取器のサンプル分析は、今も続けられているんですねー
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2011年3月、運用終了前に最後の燃料噴射をしている スターダスト(イメージ図) |