今ではMP3プレーヤーで音楽を流しっぱなしにしたり、ネットからのストリームを流しっぱなしにできる。でも25年前はCMなしで音楽を流しっぱなしにするのは結構難しかった。LPのオートプレーヤーなんてのもあったが、片面だけだし、、、CD100連装のプレーヤーなんてのもあったが、非常に高価だったし。
そんな時、CD25枚を連続で演奏できる廉価型のCDプレーヤー、パイオニアのPD-F25が出た。ステレオに繋ぎ、休みの日などは、一日中CDを流しっぱなしにしていた。
この機種、連続演奏や光デジタル接続が気に入っている人も多いようで、ヤフオクや楽天を見ると、完動品はかっての定価の倍位で取引されているようだ。

ただ、こいつの弱点はCDのピックアップ。冬の間、加湿器を運転していると、水道水中のわずかな鉱物質が静電気でピックアップにたどり着き、レンズに付着し、その内CDの信号を読まなくなってしまう。本物のCDはまだ良いのだが、信号ピットの浅い?CD-Rでは、読み取り誤差大で2年位で読まなくなってしまう。
原因は分かっているし、やりなれているので即分解。

レンズ部分を御開帳して、水で濡らした綿棒で軽くクリーニング。

さて、上手くCDを読んでくれるかな?まず正規のCDはOK。

続いて無事に何の支障もなく、CD-Rも読んでくれるようになったので、組み立て直し、光ケーブルでアンプと繋ぎラックに収める。

CDプレーヤーの横にCDケースを順番に置いておけば、どのラックにどのCDが入っているかもわかるので、あまりCDを出し入れすることなく、目的のCDをすぐ聞くことができるようになった。
もう四半世紀活躍してくれているが、今後もおたのみします。めでたしめでたし。