標高750mの我家でも最高気温35度を超す日が続いている。厚い断熱材と全熱交換の換気システムのお陰で、朝9時過ぎに、全ての窓を閉めて閉じこもれば、室内は外気温より5度程度低い気温になるので、低い湿度も相まって、なんとか暑さをやり過ごすことができる。
されど、もう少し涼しくしたいので、何か方法が無いか考えた。ダイニングの床には床下との通気口が開いている。
床下にも換気システムの空気は送風されているので、換気システムが動いている時は涼しい風が極めてわずかだが吹き上がってくる。全熱交換しているとは言え、熱気を室内に入れたくないので、昼間は換気システムを止めているので、昼間は冷気の吹き出しはない。
床下には夜の間に冷気が取り入れられ、且つコンクリート基礎が地中温度の20度ほどになっている。なので、夏季の床下温度は25度程度になっていることに注目して、床下の冷気をファンで汲み上げてみることにした。
小さいながらも強力な100Vのファンを取り付け、さらにファンの風切り音が大きいので、迷路状の消音箱を通してから、室内に床下の空気を汲み上げてみた。
12時の汲み上げ開始時で冷気温度は26度C、暑さの厳しい15時頃でも27~28度Cの冷気が汲み上げられるので、室温は28~29度Cとエアコン無しの省エネで十分過ごせる室温を保持できている。
もう少し暑い37、8度Cの外気温になった時は我慢せずにエアコンを入れようと思うが、そんなことは年に数度なので、ほぼエアコン無しで過ごすことができそうだ。
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追記 2023-8月
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冷気汲上ファン、まろやかに涼しくなるのだが、風量増加、省エネ、清音化の為さらに改良
① 玄関脇の吸い込み口に太陽光12Vの押し込みファン設置
② 音のうるさいACファンを太陽光12Vの静音ファン5個に置き換え