昨日言成地蔵尊に絵馬を奉納したのは、江戸時代にはこの地蔵尊参拝が盛んで、大層賑わっていたことを知ったからだ。
去年から始めた月一回の古文書読解講座、先日学習用に渡されたのが、下図の洗馬宿脇本陣志村家文書136号。
初心者の私にはほとんど読みこなせないのだが、先生や長く学習した人たちが読み下したのが、下図の文章である。
お役所筋の?山本与五郎から問屋の志村勘之丞宛に出された指示であるらしい。新福寺の言成地蔵尊の御開帳の際は、見世物や芝居はダメだが、渡り鳥稼業の営業や覗きからくりに関しては許可してやるので、心得違いのないよう興行せよとの指示かと思われる。
洗馬宿に関する史料のアーカイブとして、ブログに登録しておく。
はてさて、こんな文章を読めるようになるのは一体いつの事か?少なくともイタリア語やスペイン語よりは難しそうだ。