4/13、桜の高遠を後に、南アルプスの雪解け水を集めた三峰川を遡っていく。
やがて道が細く、急になり、交通量も激減する。
1時間以上も急坂と格闘したろうか、標高差700mを登ると、ふもとでは初夏の気温だったが、北斜面にはまだ雪が残っていてうすら寒い。
目標の分杭峠1424mに到着。
糸魚川静岡構造線に沿って一直線に伸びる谷の向こうに、今日走って来た高遠が見える。
脇道の林道へと自転車を走らせると、まだ多量の雪が残っている。
観光名所?のゼロ磁場まで自転車で往復し、もう一度分杭峠に戻ってきた。
さて、これからは下り。駒ヶ根側へはかなりの急坂だ。
長い急坂をフルブレーキでくだり、谷を出そうになると、咲き残る桜と花桃のコラボ。
丸紅系の三峰川電力の新宮川小水力、売り込みに行ったが、系列違いでなかなか相手にしてもらえなかったなぁ。
さらに下ると、色鮮やかな花桃の丘に出た。
この辺りは村おこしに花桃を植えているらしく、各所に見事な群落がある。
さらに天竜川に下れば、もう桜は散っていた。花吹雪の中、木陰で小休止。
天竜川左岸を遡れば、先日見た大久保発電所の上池。
さらに、遠く高遠ダムから引水した春近発電所の水圧鉄管を通過。
車のデポ地、伊那公園に帰りつけば、ロードスターは花びらに包まれていた。
走ったのはこんなコースの後半。電池残3/6,残電圧35.1V、走行距離65km、獲得標高1400m。