逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



昨日はクラッシク音楽の聖地の一つタングルウッドを訪れたので、今日はロックの聖地の一つウッドストックを訪問し、最後にFDルーズベルト邸とバンダービルド邸まで行ければという計画だった。
脚の痛みも大夫収まり、ロキソニンなしでも動けるようになった。スプリングウォーターB&Bの朝食。出来立てのスコーンとか、モーテルの朝食と違い楽しく頂けた。

 

天気も良いし、昨日泊まった2階の部屋を後にさあ出発。


ハドソン川の支流を渡って、さらに高速を走り、先ずは聖地その1、ウッドストック近くのディランとバンドが合宿所兼録音スタジオにしていたビッグピンクを探し出しましょう。


高速を降り、ナビの言う通り、走っていたら、車もすれ違えないような、山の中の砂利道へ。本当にこの道で良いのかと不安が募る頃、


右を見ればジャケット写真で見慣れた建物が。知っている人は知っているビッグピンク。


The Bandの Music from Big Pink のジャケット写真にあるピンク色の建物の通称がビックピンク。


周りの木が茂ったのを除き、建物の雰囲気は50年前と変わっていない。
ここの地下室でボブ・ディランのBasement Tapesが録音されたんだ。学生の頃、ディランフリークが海賊版が出たと言って、買ってきたLPを聞いたっけ。その後出た正規版がこれ。



ロックの聖地とは言っても、私のような酔狂な奴が時々来るだけなので、目印も表示も何もない。ひと気も全くない辺りを少し散歩すると、少し離れた林の中に、70年代ヒッピー文化を引きずるような、トレーラーハウスとガラクタ置き場があった。


ビックピンクはウッドストックの町から少し離れた所にあるので、町へと向かった。で、町に着いたのだが、何か違う気がする。


50年前の1969年8月にウッドストックフェスティバルが行われ、その時のフィルムに近くの町が写っていたが、本当に小さな町だった。でもこの町は随分大きい。記憶の底に、フェスティバル会場はウッドストックからすごく離れた場所だというのを40数年前に読んだ記憶もおぼろげながらある。
街角の人に、ウッドストックフェスティバルの会場はどこなんだ?と聞くと、ずっと遠い所、車で2時間弱かかる。それに行っても何もないから、この町で遊んで行ったらとのたまう。
あれ、まぁ、ここで、ぐずぐずしていると、日が暮れてしまうと、すぐさま走り出したのが、間違いの始まり。ゆっくりランチでも食べて出かければよかったのに、、、、

と、大惨事の顛末は長くなるので、次のエントリーで。

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