竹内真の「風に桜の舞う道で」を読んで、三鷹に行くことを考えていた。
40年前に私が高校を卒業したあの年は、不幸にも?大学闘争のおかげで、東大
入試が中止された年だった。高校時代いろいろあって全く勉強しなかった私は当然、
どこも受からず浪人。40年前に浪人生活を送った三鷹、下連雀の浪人下宿跡を
探しに、仙川を遡ることにした。
今日もGPSロガー、黄色のHOLAXを持って、鴨居→港北NT緑道→246→二子
玉川と走り、仙川の分岐点にたどり着く。成城の辺りはさすが高級住宅街、緑も
深い。
2時間ほど仙川沿いに走って、目的地の下連雀に。予想通り、風景は一変して
いて、下宿がどこにあったか定かではない。良く使っていた、篠原病院前バス停
との相対位置、以前畑だったところに建っているセブンイレブンから考えて、たぶん
この家だろうというのが、40年後のたよりない推定。
さて、ここまで来たのだから、昼飯はソバでもと深大寺に向かう。
それなりの、盛りソバ大盛りをおいしくいただき、ついでに神代植物園にも寄り、
アヤメをみていると、少し雨がぱらついてきた。
最短の帰宅をねらって、鶴川街道、川原橋を経由、読売ランドの急登をえっち
らおっちらこなし、津久井道→鶴見川CRで帰ってきた。
今日は、合計69kmの平均時速17km/時のセンチメンタルジャーニーだった。