自分向けのクリスマスプレゼントとして、スマートスピーカーのグーグルホームミニを買ってしまった。早速開封、使ってみたが、これは便利かつ恐ろしいディバイスだ。
命令やリクエストの仕方を工夫しないと、望んだ結果が出ないことや、もっと勉強しますとの答えが返ってくることも多いが、例えば、「ねぇグーグル、YOUチューブでイーグルスの動画再生して!」とリクエストすると、こんな具合に、TVにイーグルスのホテルカリフォルニアなんぞが映し出される。
我家はTVのHMDIにはクロームキャストが繋いであるので、グーグルホームがクロームキャストにユーチューブからイーグルスの動画を引っ張ってきて、再生してくれるわけだ。
ただ、有料のサービスを契約していないので、曲名まではリクエストできない。でも、「ねぇグーグル、次」と言えば、次の曲へと移るし。ラジオなんぞはラジコからのストリーミングを「ねぇ、グーグル、J-Waveかけて」とか、「今日のニュースは?」なんてやるとラジオ放送が聞けたりする。
定価は6000円らしいが、いまならビックカメラで送料無料、たったの3000円で売っていた。感激したので、もう一つ買って、息子・娘夫妻へのクリスマスプレゼントにしてしまった。
とは言え、”Don't be evil”のグーグル製だから買ったのだが、これがバックドアもありうる「華為」製だったら、どんなに安くても買わなかっただろうね。薄気味悪くも、人の言葉を解析して、命令を聞く振りをして、私の好みとか、性癖をDBに蓄積していくのだから。
と言うか、私が習近平ならイミテーションのスマートディバイスを中国人民に無料で配るね。何しろ、スピーカーの周りの声をデジタル化して認識する⇒人民の生活を監視するのには絶好のディバイスですよ、これは。と言うか、もう中華製のスマホはバックドア付で、我々を監視しているかも知れない。
オーウェルの1984年的な世界が来ないことを切に望むものである。