先週計画していた松姫峠、土曜日は何とか天気が持ちそうと金曜日に予報が変わり、急いで準備する。朝二番の電車で、猿橋駅まで輪行し、まず猿橋見学。そこから、1時間こぎ続けて、深城ダムに着く。少し横道にそれ、大峠への道をたどり、葛野川発電所の入口へ。発電所はこのトンネルを5kmたどった地下大空洞の中にあるが、入口からはまったくそんなことは判らない。ただ葛野川発電所という看板が一枚あるだけ。
本道に戻り、松姫峠の登りに取り掛かる。ループトンネルの上を、一回りして、これから登っていく道が見える。ループトンネルを出たすぐの三叉路で横道にまたそれ、少し下がり、真っ暗なトンネルに入って、しばらく行くと、人感センサーで突然トンネルの照明が付き、さらに進むと葛野川発電所の下ダムに出る。下ダムには発電所の解説板も設置されているのだが、説明文中にさりげなく、世界最大の落差の水車が4台据え付けられていると書かれている。案内板もほとんどなく、おそらく訪問する人も少ないだろうが、世界一の記録的な水車があるのに、もっとPRして欲しいな、4台中2台の設計、製造を担当した関係者の一人としては。
さて、下ダムを出発して、九十九折の坂を登る。ヤビツと似たような登りだ。1時間余りの格闘の末、松姫峠に着く。2-3日前の天気予報に反し、晴れて、遠く富士山の頂も見える。大菩薩峠、大峠、登ってきた道を見ながら、一休み。
せっかく登った松姫峠を一気に下り、鶴峠へ。鶴峠への直登がきつい。
鶴峠を下ると、自然塾?の人達が田んぼの代かきをしている。でもスコップで代かきをするか?普通。 耕運機か、自然にやるなら馬で代かきなんじゃないのかな。
西原の花の里で、定番の盛りソバ大盛りを食べ、さらに下ると、何箇所かに案山子の群れがある。過疎を補うのに、案山子なのかな?
甲武トンネルへの登り返しは、足が売り切れで辛い。2,3回休みを入れ、数人に追い抜かれて、ようやくトンネル入口へ。さあ、ここからは、基本的にづーとくだりだ。
秋川渓谷を下りながら、少しは川を見ようと、清水苑キャンプ場の下でまた横道にそれる。ある家の前で、大きな宝船の植木を発見。手入れをしていたご主人に聞くと、一本物でしかも50年以上は経っているらしい。
後は、いつもの道を高尾駅まで走り、輪行帰宅。今回は一昨日届いたGPSロガーの初使用も兼ねていたのだが、ログはうまく採れて、googleマップにもリンクできるし、高度表示もできることが判った。でもgooのブログはhtmlファイルをupできないので、googleのAPIが使えない。きちんとジオタグ付き写真入マップを載せるにはブログだけでなく、無料HPも作らねば。
ロガーはロボさんが最近?買ったものと同じ、HoluxのM241なのだが、使用の感想は、また別途HPができてからUPします。
ああ、でもマップと高度表示ができただけで、今回は大満足。