逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



10/12㈭、八方池では白馬槍しか見えなかったけれど、それなりに綺麗な紅葉も見えたので、この位で満足しておこうと、登山靴、登山ズボンを脱ぎ、自転車に跨り、下山することにした。最近はスキーシーズンのみならず、通年で観光客を呼べるような施設が増えている。岩岳とSnow Peak Field Suite 白馬を見下ろしながら下る。


黒菱林道を下る車に道を譲りながら、20分ほど、数百m下って、咲花ゲレンデ上部に出た。心の底に何か引っかかるものがあり、バッグを点検すると、履いていた登山ズボンが無い。ない、ナイ。あぁやっちゃった、黒菱にズボンを忘れてきたよ。時刻は15:40頃、もう600mも下ってしまったのに、、、、とんだ落とし物だよ。だがしかし、今日は魔法の絨毯グレートジャーニー改、しかもまだ電池は半分以上残っている。リフトの運転終了16:30までに黒菱に戻ろうと、アシストレベルを3/4とし、私のパワーが100W位、アシストが200W位で急坂を時速20km/h弱で登っていく。30分チョイで600mを登り、黒菱にたどりつくと、自販機の前のコンクリート床にそれはあった。


落とし物確保!! 落ち着いて、黒菱山荘横の展望点に立てば、日の暮れつつある白馬三山に雲が無い。


今日一番の絶景にいつまでも見とれていたら、通り掛かった人がシャッターを押してくれた。


落とし物は回収できたし、絶景のお年玉もGetでき、30分の激坂との格闘に疲れた脚を労わりながら、再度下山したのであった。


普通のロードに乗っていたのなら、落とし物は諦めて帰り、お年玉の絶景も得られず、失意の内に帰っただろう一日。GJ改のおかげで2度ヒルクラをやった10/12の八方尾根、走ったのはこんなコース、獲得標高1900m(内自転車1300m)、残電池レベル2/6,残電圧35.3V。



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