最近はどこかに一人で出かける時は自転車で行くことが多い。可哀想な事に、愛車のロードスターにあまり乗れて居ない。こいつは、ヘッドライト格納式のいわゆる初期型1.6リッターNA6ロードスターだ。もう17年も経つのに、さっき見てきたら走行距離はたったの43485km、年2500kmしか走れていない。この程度なら自転車でも走っていいる距離ですね。
去年の暮れには、港北ニュータウンのロードスター整備専門店JoyFastで、足回りのブシュを交換して、下回りのペンキ再塗装したのにね。もっと乗ってやらねば。
実は、ロードスターと自転車の乗り心地にはかなり共通点がある。まず、スプリングが硬いので、自転車に乗っているような感じだ。さらに、いわゆる人馬一体感。普通のセダンやバンからロードスターに乗り換えると、自分が車の運転がすごく上手くなったように感じる。車重は1トンを切っていて、重量も重心まわりに近いので、ハントルを切ればそのまま車は素直に反応してくれる。箱根のカーブでぎりぎりまで減速せずカーブに入り、ほんのチョットブレーキを踏み、曲がり始めたところでアクセルを吹かせば、テールが外にでて、くるっと曲がってくれる。1.6リッターと小排気量なので、高速道路での最高速度では大排気量の車に劣るけれど、箱根のワインディングロードでは向かうところ敵なした。そしてもちろん、幌を下ろして、オープンで走れば、自転車と同じ、風を感じながら、空を眺めながら走ることができる。
そう、風を感じながら走るために、この車を買ったのだが、最近はそれが自転車になってしまっているんですね。
ロードスターに乗れるのは、夏以外の秋から初夏までなので、今のうちに乗っておかねば。(意外に思うかもしれないが、夏は直射日光が強いので、幌があけられない、かえって冬の方が、ヒーターをがんがん入れ、ジャンパーを着て幌をあけて走ると楽しい)
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2020-4/18 追記
今も92NA1.6は快調に走っている。
エアコンは壊れているが、信州で走れば問題なし
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