登山の衣装を身に着けたとは言え、登りはなるべく楽をして、黒菱第三ペアリフトで黒菱平へ。標高1680mまで登ってくれば、ニッコウキスゲの咲き始めた鎌池湿原の向こうに白馬三山。
まだニッコウキスゲが咲いている本数が少ないとは言え、絵になるねぇ。
グラートクワッドで一気に八方池山荘1860mまで登って、今日のハイキングの歩き開始。左に鹿島槍ヶ岳を眺めながら、稜線ルートを辿る。
八方山付近にて、バイケイソウ。そこかしこに高山植物が咲き始めている。
景色も良いので、この辺りで小休止。
不帰の嶮が見えてくれば、目的地も近い。
タカネバラ
デイジーみたいな花、名前は知らない。
残雪を渡って、八方池へ。
あちゃ~ぁ、高山植物に見とれて、ノンビリ歩いてきたら、白馬三山がガスに包まれつつあるよ。
こんな時は、落ち着いて、ご飯でも作って待ちましょう。
また高山植物の写真を撮って、時間を潰すがなかなかガスが切れない。
さらに、八方池からの360度、半分絶景をビデオ撮影して。
八方池からの絶景360度 VID 20230704 121143
諦めきれず、八方池に降りて、セルフィー。
それでも雲は切れない。さっきフランス語とおぼしき言葉をしゃべっていたワンピースにサンダルのお姉さんが対岸に渡ったので、ちゃっかり撮影して、
1時間半粘ったが、雲は切れず、またの機会にリベンジすべく、第三ケルン脇へ。
整備された木道側を下ると、所々に高山植物名が掲示してくれてあり、ありがたい。
ニッコウキスゲの向こうに白馬の町が見えれば、八方池山荘ももうすぐだ。
イワシモツケの咲き乱れる道を通って、
滑降コースのスタート点、黒菱上部に出てきたら、なんと雲が切れているよ。あぁ、残念。
登りはリフトを使ったが、年金受給者は下りはリフト脇の急傾斜道を歩き、自転車デポ地に戻って来た。午後の光でクッキリとした絵にならないが、雲の切れた白馬。
事故らないように、フルブレーキで黒菱林道を下り、車に自転車を格納。倉下の湯で汗を流し、帰宅したのであった。
走った/歩いたのはこんなコース。