メインのウッドデッキに上り下りする階段は、軽量ブロックとコンクリート板を積み重ねた仮設の階段を使ってもう数年が経つ。巾が狭く、かつ1段の段差が大きく、上り下りに不便かつ、今後足腰が弱れば不安全でもある。
重い腰を上げて、ウッドデッキの階段製作に取り掛かることにした。まずは幅広な踏板の製作。ネットを見ると巾250mm以上は欲しいようだが、屋外で使える安価な木材で巾250mmと言うのはなかなか無い。人工木にしようかとも迷ったのだが、SPF-ACQ防腐剤注入の2X6材を二枚継いで巾280mmの踏板をつくることにした。
板を継ぐには、ダボだとか、相欠きだとか寸法精度が必要な加工は面倒。かと言って、高級なDIY工具のビスケットジョイナーなどは高根の花。そこで目地棒で接合する方式とした。
先ずは目地棒が入る溝をトリマーで掘らねばならない。手持ちでトリマー加工すると、溝寸法をキープするのが困難なので、2X6材を挟み込むような簡易ガイドをトリマーに取り付ける。
盛大に削りくずが出るので、屋外に作業台を設置して、12フィートの2X6の片面に巾12mm、深さ16mmの溝を掘る。トリマーが非力なので、一回の切込みは6mmとする。
3回トリマーを走らせて、巾12mm、深さ16mmの溝が掘れた。
加工方法の検討、治具作りに時間が掛り、今日できたのはここまで。明日2枚継ぎで踏板の製作を目指そう。