最近、友人が車用のナビで何か良いか?と聞いてきたので、今やローカル・ダウンロードのできるスマホのグーグルマップで良いんじゃない?なんなら、私のお古スマホをあげるので、車に固定して使ったらとアドバイス。しかし、渡す前に自分で試用してみたら、古いAndroid6故、反応が遅い!、イライラしてタップを繰り返すと、とんでもない画面になってしまう!ことが判明。これでは前方不注意で事故を起こしてしまう。やはり車には専用ナビでなくてはと思い直した。
15年前、まだカーナビが内蔵CDやDVDを回して地図を読み取る形式だった頃、登山用GPSで有名だったGarminがナビ側に寄った、Nuvi250を売り出した。登山用GPSと異なり、綺麗な地図、キチンとしたルートナビが可能だったので、これは自転車に使える!と大枚3.78諭吉でお買い上げになったのが15年前。
このナビ、日本はもとより、世界中の地図がお金を払えば利用可能であったので、欧州の地図が入ったEdge705を追加で買い、描画能力の小さな、でも電池の持つEdgeは大まかなルート表示に。交差点や複雑なルートを都度確認するのには電池持ちの悪いNuviを使い、10年ほど前のシルクロード20年計画の最終段階、ベオグラード⇒ローマ自転車旅行にはこれが大変役に立ったのである。
それ以外でも、自分で等高線データーを入れた地図を使い登山に使ったり、数年前のNZ旅行や米国旅行の際には使いなれたナビのおかげで、安全に車を運転できたのであった。
そのNuvi、度重なる自転車の転倒、手に持って歩いていて落とすなどのハードな使用にもかかわらず、ナビとして使えていたのだが、数年前から電池が弱くなり、お蔵入りしていた。
常時電源のある車なら、これはまだ使えると、Nuviを友人に渡す為に、最新の日本の地図のシフトJIS版をOSM(Open Street Map)からダウンロードして入れていたら、連れ合いから、いくらダダでもそのバッチイGPSは何よ!とクレームが付いた。
そこで、剥げた塗装をサンドペーパーとコンパウンドで落とし、
画面をマスキングして、再塗装したら、それなりに綺麗に見えるようになった。
続いて、車へのマウント。NuviにM4のネジ部品(黄色の奴)を貼り付け、吸盤でフロントガラスに貼り付けようと考えていたのだが、ダイソーのエアコン吹き出し口取付のスマホホルダーを見て方針転換。
コヤツの爪をNuviに合うように加工して、
爪の巾を固定するように、ホットメルトで固めて、
エアコンの吹き出し口に固定できるようにしてみた。ううん、良い感じだ。
これなら、ハンドルのすぐ近くで、小さな画面も良く見えるし、タッチパネルの反応も良さそう。
今やタダ/フリーで世界中のOSMの最新の地図を入れられて、激しい使用状況にもかかわらず、まだ壊れずに使えている、Made in Taiwan のガーミン、半端じゃないね。