そばの風味を家で楽しむなら 『そばがき』で。。。

こちらは戸隠のそばの名店　うずら家さんのそばがきです。
粗挽きのそば粉をふわっと仕上げ、蕎麦味噌、黄な粉、甘辛つゆで楽しみます。
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これ確認していませんが、粗挽きだと思います。

空気感たっぷりふわふわっでもちもち、とっても美味しかったです

家でそばを打つのは技がいりますが、そばがきならば子供できそう。
新鮮な粉が売っていたら早速試してみてください。

150cc程度の水を鍋で沸騰させすっごく適当な量のそば粉を入れてかき混ぜます。
この時に空気が入るようにかき混ぜてみてください。
ゆるいなと思ったら、粉を足してかき混ぜ続けます。
柔らかく仕上がったら熱いうちに丸く形を整え器に盛ります。
粉に湯を足していく方法より練るのが楽なので一度試してみてください

現在そばといえば「そばきり」の事をいいますが、
そばきりが初めて文献に出てくるのは戦国時代の木曽だそうですが、(←うずら家さんで知った)
そばきりはもっと歴史が古く、平安時代にさかのぼるようです。
日本の食文化「そばがき」をもっと手軽に家庭で楽しみましょう

行列は嫌い！ でも『うずら家』は行きたい♪

戸隠はその冷涼な気候のため『そば』がおいしいので有名。
一昔前は暖簾に『更科そば』と書いてあるだけで、
呪文のように人々は惹きつけられたけれど、
現在は更科にとって変わって呪文の一言は『戸隠そば』？

その戸隠のお蕎麦屋さんの中でも人気のお店が『うずら家』さんです。
いつ行ってもお店の前に行列が出来ているので
行列嫌いの私は入ったことがありませんでした。

ようやくチャンス到来

９月中旬の平日、早い蕎麦屋では新蕎麦をうたっていましたがぐっと我慢、
あえて一年で一番そば粉が古くなったこの時期に『うずら屋』へ・・・

なぜうずら家さんが人気かというと、
契約畑から仕入れした蕎麦が熟成して一番美味しくなった厳寒の真冬に
石臼引きしてマイナス２０℃で保存している。
そのつど解凍したてを熟練の職人さんが打つそばは、
新蕎麦の淡い緑色、もちもちした食感、甘み、風味が味わえるから。

確かに緑色、瑞々しい艶、納得です。

蕎麦の味をじっくり味わって欲しいという思いからか、
蕎麦ちょこの中のつゆはごく僅か、こだわりを感じます。

生わさびは自分で摩り下ろすのですが、
砂糖まで用意され至れりつくせりです。

喉越しも

白馬からは国道４０６号で鬼無里村を通って１時間４０分ほどの道のり。
白馬滞在中に雨に降られてしまったら、ドライブがてらお薦めするのが戸隠です。
戸隠神社奥社の参道は大きな杉の並木道。
そぼ降る雨も似合います。