経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

考え方をチェンジ

2007-12-20 11:02:59 | ひとりごと
お客様からのクレームの時。
そんな時は、なかなか気が進まない時間を過ごすことになる。

「クレームに宝がたくさん」みたいな意見や本は溢れているが、「そうは言ってもねぇー」という気分になります。
でも、一番大切なことは「逃げちゃダメ!」と言うことだろう。

仕事がうまく進まない時も同じように「逃げちゃダメ!」

クレームはお客様が頭にきて怒ってひどいことを言っている場合もあるでしょう。
理不尽な要求もされることがあるかもしれません。そんな時は「コレはお客様からのリクエスト」と考えて、
「これを自分のノウハウにしちゃおう」と頭のチェンジすることを身につけるといいでしょう。
(できれば“魔法のコトバ”をすぐに使うといいですけどね。)

ビジネスとしては対等なのだから「(場合によっては)お断りする」場面も出てきてもいいのです。
その分売上は減るかもしれませんが、逆にもっと自分のビジネスを理解して“賛同”してくれるお客様により良いサービスを提供できる時間が確保できるかもしれません。

ビジネスでひどいことを言われたことを人格を否定されたと思わないことですね。
ただ理屈ではわかっていてもなかなか納得できないかもしれません。

そんなときは、「(映画の)モーニングショー」を観て、自分を別世界にャWショニングして過ごします。
自分にも“優しく”できることも大切ですね。

年賀状が出来上がってきた

2007-12-19 09:03:55 | ひとりごと
元旦の楽しみの一つに年賀状がある。
新年のご挨拶もそうであるが、この10年ぐらい、どちらかと言うとメッセージを含めた「コンセプト年賀状」をお送りしている。

そのメッセージ(デザイン)を楽しみにしてくれていて、新年に会ったときに感想や意見をいただけるのはとても嬉しいことだ。

ただ、
いつものことであるが、住所の整理に結構時間がかかる。
あらかじめスケジューリングをしているのであるが、それでもついつい先延ばしになってギリギリになったりする。

昨年はきっちりと25日頃には出したのですが、到着が元旦には着かないものがたくさんありましたね。
今年はかなり年賀状到着が遅れました。“民営化”の準備があったからでしょうかね。

厄介なことにいつ着いたかは出した方がわからない点ですよね。
例年なら確実に元旦到着の日程で出したのにもかかわらず今年は1月4日とか5日なんていうのもありました。
これはお正月の楽しみを半減させます。

今週は「クリスマスウィーク」。
なんだかイルミネーションもあちらこちらで綺麗でウキウキした気分になれますね。

気持ちは浮かれてもきちっと年末の仕事はしたいものです。

枚数に限りはありますが「more年賀状欲しい!」って方で
「ひょっとしたら(moreのことだから)住所録から(自分は)漏れているかもしれないなぁー」なんていう心配していただける方はお手数ですが
直メールでご住所知らせてください。

確実に、優先的に発送しますね。



鈴木敏文氏の対談2

2007-12-18 18:47:56 | ひとりごと
宮田秀明(東京大学大学院教授)と
鈴木敏文(セブン&アイホールディングス代表取締役会長)

【科学的経営とプロジェクト・マネジメント力で新しい価値の創造に挑戦する】

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・「プロジェクトとは新しい価値を創造する仕事」

宮田:
新商品の開発、販売促進、コスト削減運動、1台の新車を売ることもプロジェクト。
仕事はすべてルーチンとプロジェクトに区別できます。

鈴木:
あらゆる仕事をルーチンと考えるのではなくプロジェクトととらえて取り組むことが必要。

宮田:
理念(ビジョン)→基本概念(コンセプト)→基本構造(モデル)→設計・問題解決→実証(テスト)→実行(製造・販売)と言うプロセスをたどるわけですが、日本の場合、何を作るかと言うビジョンが貧弱でコンセプトやモデルも借り物でよそがやっているからうちもやろうというモノマネの仕事が多いように思います。
これでは新しい経営戦略が登場したり経営革新が起こったりするとすぐ敗退してしまいます。

鈴木:
セブンイレブンは、創業当初からモノマネせずに自分たちでゼロから作り上げてきました。
またブレイクスルー思考で未来の視点からジャッジして、現在何をしたら将来思い通りの成果を得られるのかを考えるようにと言い続けています。


・「ITを軸にした科学的経営が成功の条件」

宮田:
成功する経営は必ず科学的論理性を尊重していると考えています。そうした視点から見て成功しているのがセブンイレブンだと思います。

鈴木:
セブンイレブンを創業したとき、他に手本となるものは何もありませんでした。品揃え、単品管理、物流、商品開発などあらゆるものすべてを自分たちで作り上げてきました。
生産性を追及し、業界の常識を破りながらの挑戦でした。


・「過去のデータではなく先行情報で仮説を立てる」

・「お客様の立場で考え心を動かすしかけが必要」

鈴木:
流通業の場合は人の心理をいかにとらえるかが重要ですね。つねにお客様の立場に立って考え、お客様が今何を求めているかを追及し、品揃え、売場づくり、サービスを考えていかなければなりません。

宮田:
最近、米国ではサービスサイエンス、サービスを科学するということが盛んに言われています。
サービスの第一段階というのがプッシュ型で、これを買いなさいと勧めるタイプですね。
次が適合型で、お客様のニーズに適合した商品を開発するというタイプ。
そして第三段階が、コ・クリエイティブ方で、売り手と買い手が双方向でやり取りしながら、一緒に新しい商品やビジネスを生み出していくと言うスタイルです。

・「毎日、今日の結果を検討して明日何を行うかを判断する」

宮田:重要なのは時間軸ですね。

鈴木:
立案して目標、計画を必ず達成するために、誰が、いつまでに、何を行うのかを明確にし、それに対して今どうなっているのかを毎日、毎週きちんと確認していく。

・「いつまでに、何を実行するかを明確にすることが成功のカギ」

宮田:
競争に打ち勝つためには、常に緊張感を持って、毎日、毎日判断し、翌日何をどうするかを決めるようにしなければなりません。
これでいいと思ったら、新しい創造はできません。

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難しいと感じた言葉は意識することはありません。
「日々やらなければならないこと=お客様に立場にたって=お客様のお役に立つこと」
がわかればいいのです。

そして、それを実践するのです。
毎日、毎週、毎月、毎年。
そこから「新しい価値の創造」が生まれます。
まさに“商売繁盛”です。


好きな時間。

2007-12-17 11:47:25 | ひとりごと
どんな時間の過ごし方が自分にとって一番心地いいのだろう・・と考えたりします。

誰と過ごすか?と言うこともあるかもしれませんが、「時間&空間」で好みのタイミングがありますね。

それはオフタイムだけとは限らずオンタイムでもあります。

オンタイムでいい仕事をしている実感があればそれはとても好きな時間になります。もちろんその時の最高のパフォーマンスが出せるように常に準備をして仕事に取り組んでいますが、お客様や受講生とのやり取りでお互いの「いい時間」が流れていると感じることができるとそれは勇気を手に入れることが出来る好きな時間です。

オフタイムで言えば映画を観る時間が好きです。
新作のロードショーをすべて映画館で今年は15本ぐらい観ています。(昨年は10本観なかったなぁ~)
海外出張の機内での新作を含めれば20本は超えています。

それだけ出張や移動が多くて、いつ観るの?なんてよく聞かれますが全部「モーニングショー」。
週末で午前中にちょっと時間ができそうだと上映時間を調べておいて、サッと観に行っちゃう。
本当は仕事が残っていたりする場合がほとんどなんですが、「先に楽しいことやっちゃえ!」って感じで頭をリフレッシュします。

観終わった後、世の中はやっとお昼に差し鰍ゥるぐらいの時間帯でそこから活動しても十分に時間が確保できます。

映画の内容によってはテンションが上がっていたり、感動で気持ちがググッと来ていたりいろいろですが、一歩映画館の外へ出れば何事も関係なく時間が過ぎているのが可笑しくもあります。

そんな好きな時間がライフスタイルのアクセントになっています。