そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

今日の夕焼け

2005年09月07日 | 夕やけと薄暮
皆さんのお宅や、ご実家などでは台風の被害はありませんでしたでしょうか?
お見舞い申し上げます。

大阪は、台風は遠くを通り過ぎて、ほっとしています。
ただ、夕焼けだけは期待していましたが、やっぱり鮮やかに焼けました。

あなたの所の夕焼けはいかがでしたでしょうか?

太陽の位置がすっかり北へ移動しましたので、私の部屋から夕焼けを写せるのは、後しばらくです。

その代わりにキッチンのベランダからの朝日が見え始めます。
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言葉のバトンタッチ

2005年09月07日 | ポエム&好きな言葉
これはちぎり絵の作品です。作者は90歳!
私の父の、大学時代の親友Kさんの奥さまです。

Kさんは大学卒業後、郷里で農業をされていましたが、農作業の時の怪我が原因で不幸にも片足切断というハンディを背負わねばならなくなりました。

そのとき私の父は「なあKよ、世の中は、どうあがいても成るようにしかならんが、気落ちせずに地道にやっていれば、なんとか成っていくものでもあるよ」と励ましたそうです。

これは九州の片田舎から上京して大学に学び、自力で経済界を泳いできた父の、それまでの人生を振り返った実感であったのでしょう。

その後、長い時間が過ぎて父は急逝し、事情があって私が子供を抱えて生活苦に喘いでいた時に、この貼り絵の作者である奥様が、その、父の言葉を今度は私に贈ってくださいました。
 
Kさんは、父の言葉に励まされて自暴自棄にならずにやってこれたと、喜んでおられたそうですが、私もまた、父に励まされたような気がして、苦しい生活を乗り越えることが出来ました。

その後ずっと、奥様との文通が続いています。
すっかりお年を召されましたが、趣味のちぎり絵を楽しんでいらっしゃる、素敵なおばぁちゃまです。

頂くお手紙にも、いつも周囲への感謝の言葉や、四季を愛でる言葉が書かれていて、私に「そよ風」を下さるのです。


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