そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

美山の旅・最終回

2009年07月06日 | 本の紹介・その他いろいろ
これは、道の駅の端っこの土手にあったものです。
上のと、下のとがL字型になっていて、カカシの展覧会みたいでした。


これは、茅葺きの民家を集めた「かやぶきの里」という所にありました。
「ん? 何で今ごろコイのぼりなん?」
と思ってよく見ると、なんと「アユのぼり」ではありませんか!


美山はアユのおいしい所として有名なんです。
今はアユ釣りのシーズン!
それで、こんな工夫をしたのでしょうね

横に並んで、風になびいているので、なかなかうまく写せませんでした。
アユだって判ります?



ここからは、二日目に帰る前に足をのばした京都大学・芦生(あしう)演習林で見たものです。
と言っても、中に入るには私の脚では無理なので、ほんの入り口のところを覗いただけですが・・・


これは川の土手の木に絡み付いて茂っていた「イワガラミ」
">
名前は、帰ってきてから、この森のガイドをされている「森の苔さん」こと藤山さんに教えていただきました。

ツルアジサイによく似ていますが、ツルアジサイは装飾花が4枚で、イワガラミは、ご覧のように一枚しかありません。
ちょっと珍しいと思いました。

まんなかでモワモワしているのが、本当の花です。



上の段左は、何か蔓性植物の実です。こんな実の付き方って面白いです♪
直径は5ミリくらいでした。

その横の白いキノコは、キクラゲのような感じでした。
名前を某掲示板でたずねてみたら、キシメジ科のヌメリツバタケモドキの幼菌ではないかとのことですが、アミヒダタケでは? シロホウライタケでは? と色々な意見が出ました。

下の段左は、何かトンボのヤゴの抜け殻。

右は、これだけ少し離れた場所で見つけましたが、オニグルミの若い実です。
この中に、あのゴツゴツしたクルミの殻が出来ていくなんて、考えられないですね。


最後は、昆虫です。

左は、ハンミョウ。
近づくとふわりと前のほうに飛ぶので、道案内をしているようだということで「ミチオシエ」とも呼ばれますね。
色がカラフルで大好きなムシですが、山道でないと出会えないのです。
うれしかった

右のチョウはアカタテハです。


芦生の森は、奥に入ればクマも出るような本格的な森です。
ちょっと入り口を覗かせてもらっただけでも、こんなにいろいろなものを見れて、とても楽しかったです。

この後は、とても車から出られないような雨が降りだしました。
雨のおかげで帰りの道は暑くなくて助かったし、前夜は晴れて、ホタルや星が見れたし、なかなかお天気には恵まれた旅でした。


長々と見てくださってありがとうございました



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コメント (19)
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