そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ある高齢者ホームの昼下がり

2010年10月20日 | 9~11月の草木
その喫茶店は高齢者ホームの中にあって、お庭が広くて、樹木や季節のお花がいっぱいあって、静かで、私のお気に入りのお店なんです。

クッキーやケーキは、大阪府南東部の河内長野市という所にある障がい者作業所で焼かれたものが運ばれて来ていて、それがまたとても美味しいのです


さてさて、きのうは良いお天気でした。


車椅子に乗ったり、杖を突いてゆっくりとあるいている人が、お庭の向こうの方へ集まっていかれます。

ちょどおやつの時間だったのでしょうか。
向こうに見えている赤い傘の下にテーブルとベンチが置いてあって、職員の方もおられて、皆さんはそこでお茶を飲んでおられる様子です。
とても楽しそうな雰囲気でした♪



人のいないお部屋のガラスにも、コスモスや傘の下の人の姿が写っていました。
まるでお部屋の中に咲いているみたいです。

こんなにきれいに映るのは、きっと、いつもていねいにガラスが拭き込まれているのですね


植え込みのお花たちにも、秋の陽がいっぱいに降りそそいで・・・

柔らかな音楽が流れてきそうな風情です。


外に出ると、ホームの入り口の方には、エゴノキやナツツバキやハナミズキなど、色々な樹木が植え込まれています。

これはナツツバキ。

紅葉が始まっています。
そして、実が弾けて、タネはもうこぼれていました。
ぴかぴかの小さめのタネなんですよ。


斜めから差し込む光に、ハナミズキがいい色に染まって。

小さな赤い実がたくさんついていました。



喫茶室の名前は“こもれび”。
ステキでしょう?



今も室内にはあるのですが、以前にUPしたクッカバラの写真はこちらでご覧下さいね。
コメント (8)
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