そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

晩秋の田んぼの畦に咲く花たち

2010年12月01日 | 9~11月の草木
田んぼの畦を歩いていても、もうおおかたの植物は枯れ葉ばかりが目立ちます。
そんな中に、ひっそりと、まだ花を付けているものがありました。


これはタカサブロウという植物です。

葉の様子からみるとモトタカザブロウという種類かとも思うのですが、自信はありません。
アメリカタカサブロウは、もっと葉が細いですよね?
アメリカ・・・のほうは熱帯アメリカ原産の外来種です。

左側の緑色の塊が実です。

図鑑を見ると(『街でよく見かける雑草や野草が、よ~くわかる本』岩槻秀明著・秀和システム)実が熟してタネが出来た時に調べると、「モトかアメリカか」がハッキリするのだそうです。
タネの周りにヒレの付いているのがタカサブロウと、書いてありました。

面白い名前ですが、由来は不明とか。



これはハキダメギクです。


これも熱帯アメリカの原産で、雑草と呼ばれるものですが、私は好きです♪
花びらの様子が変わっているので、一度見たら忘れません。

昔、居場所に似合わぬ清楚な佳人のことを「掃き溜めの鶴」といいましたが、この花も、「掃き溜めの菊」という名前のように、とっても可愛いと思うのですが、いかがでしょう?

タネもいたって小さいですがきれいな形をしています。




冷たい風に吹かれながら、こんな花を見つけてうれしくなっていたら、日溜りにはこんなのが!

なんだか春に見るホトケノザとは色や形が違うような??
色がとても濃い感じです。

花も、いじめっ子みたいな怖い顔してる、、、
でも上下をひっくり返せばウサギさんの顔になりますものね



田んぼからの帰り道、通りすがりにこんな木がありました。

ハゼノキの古木かしら?

小さな枝が出て、いい色に紅葉しています。
それにしても、ずいぶん年期の入っている幹のようですね!



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コメント (5)
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