そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

冬隣り(ふゆどなり)

2010年12月15日 | 12~2月の草木
昨夜のふたご座流星群の流れ星、あなたは幾つ見ましたか?
私は五つでした。

そのうちの二つは、部屋の窓越しに!  
外で見ていてすっかり冷えたので部屋に入り、諦めきれずに窓から見ていると、すーっと光が伸びて・・・

まだ、今夜も見れるようですね。

外の空気も風も冷たくて、もう冬が近いと感じさせられました。
ああ、もう冬が近いのだなあ、この感覚が俳句の季語の「冬隣り」なんだろうと思います。

< 流星を待つ間の寒さ冬隣り >



上の写真はヒイラギです。

棘がとても痛いですね。
オニが入ってこないようにと、イワシの頭といっしょに、冬至の日に家の入り口に飾るくらいですからねえ。
あの恐ろしいオニも畏れる<ヒイラギ>!!

でもモクセイの仲間で、花は可愛いです♪



その根元に、今ごろスミレが。

日当たりの良い場所なので、しばらく続いた温かさに、返り咲きしたのでしょうか?


そんな様子を楽しみながら、ゆっくりと歩いていると、

クスノキの落ち葉がひらりと舞い落ちてきました。

クスノキは春落ち葉の代表で、春にたくさんの葉を落すけれど、秋にも少し散りますね。

朝の光を受けて、ひとしおきれいな色でした。



うちへ帰るには、この細い流れの横を通ります。

色褪せたイヌビワの葉が、水底に沈んで、ゆらめいていました。
やがて流されて、旅をするのでしょう。



先日新聞紙の上に広げていた落ち葉たちを、押し葉にしていたのが出来上がったので、飾って見ることにしました。


<行く秋の名残の色のとりどりに >




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コメント (6)
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