そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

野に咲く小さな花31・キキョウソウとその仲間

2018年05月15日 | 野に咲く花
季節の進みが早いので、おしりをたたかれている気分がします

どんどん咲き始めてるキキョウソウ(キキョウ科キキョウソウ族)北アメリカ原産です。
だんだんに花が着いて、その色が鮮やかなので、目に付きます。
この写真のように、段々に花が着くので「ダンダンギキョウ」という別名があります。

花が終わった後の実が、これまた面白いのです。

タネがこぼれるために窓が開くのですが、その部分の皮が巻き上がって、まるでリボン飾りのように見えるのです。
こんな感じです。小さいので(私の指債と比べてください)飾りのリボン(?)は注意しないと見えません。


窓は二つずつ開きます。

風が吹くと、葉っぱの上にこぼれていたタネが、コロコロと転げ落ちて行きます。


他に仲間がいます。

一つはこれ

ヒナキギョウソウです。
ダンダンギキョウと違って、花はほとんどが閉鎖花で、ポツポツと着く程度で、てっぺんに一つだけというのも、珍しくありません。

比べて見ましょう。


そしてもう一つは

ヒナギキョウです。
これは、細い茎のてっぺんに花が一つだけ咲きます。

前の二種類に比べて、見かけることが少ないです。私は今までに2度しか見た事がありません。
関東地方以西で見られるそうです。



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