今日は朝から雨です。そろそろ南から前線が近づいてきました。
本格的な梅雨に入る前の、梅雨のような雨を「走り梅雨」と呼ぶなんて、日本人の季節感の細やかさを感じさせられますね。
そんな雨の中、エゴノキの葉にエゴツルクビオトシブミが作った「ゆりかご」が揺れていました。
これはこの種類の虫たちの産卵床で、この中に1ミリくらいの卵を産み付けてあるのです。
エゴノキのは切り落とされずに揺れていて、まさに「ゆりかご」ですが、他の種類では巻き上げてから噛み切って地上に落とすものもあり、その落ちている様子を手紙に例えて「オトシブミ」と呼ぶこともあります。
これも、なかなか日本的な発想で、うれしくなりますね?
中の卵は五日くらいでふ化し、幼虫は周りの葉を食べて成長し5日ほどで成虫になったら、周囲をかじって出てきます。
成虫もせいぜい5~8ミリ位で真っ黒です。名前通りに首が長く、体長の半分近くもあります。
本格的な梅雨に入る前の、梅雨のような雨を「走り梅雨」と呼ぶなんて、日本人の季節感の細やかさを感じさせられますね。
そんな雨の中、エゴノキの葉にエゴツルクビオトシブミが作った「ゆりかご」が揺れていました。
これはこの種類の虫たちの産卵床で、この中に1ミリくらいの卵を産み付けてあるのです。
エゴノキのは切り落とされずに揺れていて、まさに「ゆりかご」ですが、他の種類では巻き上げてから噛み切って地上に落とすものもあり、その落ちている様子を手紙に例えて「オトシブミ」と呼ぶこともあります。
これも、なかなか日本的な発想で、うれしくなりますね?
中の卵は五日くらいでふ化し、幼虫は周りの葉を食べて成長し5日ほどで成虫になったら、周囲をかじって出てきます。
成虫もせいぜい5~8ミリ位で真っ黒です。名前通りに首が長く、体長の半分近くもあります。
大昔に見たことあるような、ないような・・・
昔の人は、時鳥か鶯の仕業と見た。
自然を利用した虫の知恵を、
落し文と名付けたところに情趣がある。
母の恋いつか聞きたし落し文 角川 春樹
西行の道みな細し落し文 鷲谷七菜子
虫の季節も真盛りです。
山道で「道おしえ」とか「落し文」に
出会うと思わず駈け寄る私です。
多くは、地面に落とすので、見つけにくいかも知れません。
エゴノキには、必ずといっていいほどぶら下がっています。
道おしえ、「ハンミョウ」ですね! きれいな虫です。以前に友人が遺骸をくれたのが今も手元にあります。
そのうちUPしましょう。
虫好きの方には、BOOKMARKの湊さんのサイトがお薦めです。日記の写真もステキですが、たくさんの昆虫写真(この方は昆虫写真家としてスタートされました)が、とても興味深いです。
カタツムリや水辺の生き物なら、武田晋一さんのサイトです。
お名前で検索してご訪問くださいね。