そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

10円貯金のゆくえ

2016年12月16日 | どんぐり屋のつぶやき
枚方に居た頃は、毎年楽しんでいたお茶の花、ここでは見ることがなくなり寂しいです。
こぼれ落ちそうなほどの黄色い蘂が冷たい風に吹かれているのは、見事でした。
また、どこかで見る機会があるとうれしいのですが。

さてさて、年金から天引きで引かれる介護保険の金額がだんだんに高くなって、寄付をするような余裕がなくなったので、さてどうしたものかと悩みました。

今年の初めに、一日10円なら続けられそうと思ったのが正解でした。
ついに年末最終日が見えてきました。
ちょうど、ほんの小さな収入があったのでそれを足して、今日は郵便局へ行ってきました。
送り先は「釜ケ崎炊き出しの会」です。

西成の釜ケ崎で365日一日も欠かさずに朝夕の炊き出しをしている団体です。
炊き出しといっても厳しい予算ですから、雑炊なのですが。
寄付があれば野菜がたくさん入ったりすることもあるようですが、また時には薄いお米粒だけということもあるようです。

それでも、たくさんの行列が出来ます。
暖かい食べ物にほっとして命をつなぐ方々が並ぶのです。

これからの季節、野宿をするのは命がけ。
せめて、一瞬でも温かい食べ物をお腹に入れてほしいと思います。

様々な人生の巡りあわせが、一つ二つと服のボタンをかけ間違うように狂えば、誰にも過酷な日々との出会いがないとはいえません。
立ち直りたいと思っても、まず命をつなぐすべがなければ、どうにもなりません。

恥ずかしいほどささやかな送金ではありますが、2キロくらいのお米にはなるでしょうか。
それでも、炊き出しの数回分にはならないかもしれないけれど・・・
来年はせめて一日20円がんばろうかな!

因みに寄付の送り先は
00990-8 302431 釜ケ崎炊き出しの会  です。


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