例年なら3月中旬には咲き始める妻女山の梅がやっと満開になりました。ここ数日の暖かさで杏も咲き始め桜もまもなく咲きそうです。急に暖かくなると、そうでなくても短い信州の春がますます短くなり、梅、杏、桜、桃、林檎の花が時期を重なり合わせながら次々と咲いて行きます。それは賑やかで見事な眺めですが、いかにも気ぜわしく追い立てられるような気分にもなります。
芽吹き前には終わらせたかった山の整備も、9割は終わりました。うちの山にあったニホンカモシカの糞場の糞が一ヶ月以上使われていないことに気がつきました。そういえば彼ら兄妹を見なくなりました。彼らの母親はもう何ヶ月も見ていません。どうやら兄妹はそれぞれ自立して縄張りを移ったようです。春は引っ越しのシーズンですからね。目撃情報も得ているので、そのうち他の尾根で出合う事でしょう。
林道の日当りのいい斜面で、青い提督と英語では呼ばれるルリタテハが日向ぼっこをしていました。非常に警戒心の強い蝶で、人の気配がするとすぐに飛び立ってしまう蝶なので、死角から音をたてないようにしてゆっくりと近づきます。しかし、ちょっと慌ててしまいミラーアップするのを忘れたためワンカット撮ったシャッター音で飛び去ってしまいました。
展望台には、ちょうど開催中の長野マラソン見物のため数人が訪れていました。昨年は震災で中止、一昨年は満開の桜と菜の花の大会でしたが、今年はちょっと地味な装いでした。それでも参加人数は最大。麓からは応援の歓声やブラスバンドの演奏が聞こえてきました。参加人数は東京被曝マラソンに譲りますが、北アルプスを見ながら田園地帯を走る爽快さということでは、おそらく日本一の大会ではないかと思います。実は旧友ふたりが参加していたのですが、いずれも関門にひっかかり残念ながら完走はできませんでした。
ひと目十万本と言われる千曲市森の杏も三部咲きだそうです。今週末には見頃になるでしょう。妻女山の麓では耕耘機や長芋の畝を作るトレンチャーの音が響いています。ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが咲き乱れ、千曲川の土手のセイヨウカラシナも咲き始めました。畑の野良坊菜がとう立ちし始めたので摘んで食べています。もうすぐ韮のおやきもできるでしょう。
■アメリカ政府のHPで2011年3月の首都圏の放射線量を公開。高い濃度でストロンチウムやα線核種が存在。
http://energy.gov/situation-japan-updated-102111
http://www.data.gov/raw/5270 空間ダスト
http://www.data.gov/raw/5271 土壌
http://www.data.gov/raw/5272
http://www.data.gov/raw/5273
【港区米大使館前3月18日 Sr-90:69715 Bq/m3 換算するとストロンチウム90だけでなんと5.6μSv/h! 】
しかも、元米軍関係者によると、公表されているのは見せられるものだけ。本当のデータはたぶん出ていないだろうということです。更に危険な他の核種も確認されている可能性があるということ(ウラン・プルトニウムなど)。但し、この表でもα線核種、β線核種がかなり検出されたことが分かります。つまり、これから5年、10年の間に首都圏では、甲状腺癌や白血病、心筋梗塞が多発するだろうということです。それ以外に脳機能の低下や疾病の重症化も増えるということです。呼吸や食べ物による内部被曝を避けることが重要。可能なら移住がベスト。
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★データの一部(事故直後膨大な量のストロンチムを都内で検出)
●東京都赤坂アメリカ大使館
経度35.67 緯度139.74 福一からの距離224.9km
■3/18/2011
Sr-89 610472Bq/立方メートル
Sr-Total 297159Bq/立方メートル
Sr-90 69715Bq/立方メートル
I-132 2Bq/立方メートル
■3/30/2011
Sr-Total 42297Bq/立方メートル
Sr-90 6486Bq/立方メートル
●東京都福生市米軍横田基地
経度35.74 緯度139.36 福一からの距離237.7km
■3/21/2011
Gross Beta 2632Bq/立方メートル
I-131 16Bq/立方メートル
Te-132 9Bq/立方メートル
Te-129m 2Bq/立方メートル
Cs-134 2Bq/立方メートル
Cs-137 2Bq/立方メートル
■4/1/2011
Sr-Total 30291Bq/立方メートル
Sr-89 25913Bq/立方メートル
Sr-90 9306Bq/立方メートル
換算式
1µCi/mL=1mCi/L
1mCi/L=3.7×(10の7乗)Bq/L
1Bq/L=1000Bq/立法メートル
芽吹き前には終わらせたかった山の整備も、9割は終わりました。うちの山にあったニホンカモシカの糞場の糞が一ヶ月以上使われていないことに気がつきました。そういえば彼ら兄妹を見なくなりました。彼らの母親はもう何ヶ月も見ていません。どうやら兄妹はそれぞれ自立して縄張りを移ったようです。春は引っ越しのシーズンですからね。目撃情報も得ているので、そのうち他の尾根で出合う事でしょう。
林道の日当りのいい斜面で、青い提督と英語では呼ばれるルリタテハが日向ぼっこをしていました。非常に警戒心の強い蝶で、人の気配がするとすぐに飛び立ってしまう蝶なので、死角から音をたてないようにしてゆっくりと近づきます。しかし、ちょっと慌ててしまいミラーアップするのを忘れたためワンカット撮ったシャッター音で飛び去ってしまいました。
展望台には、ちょうど開催中の長野マラソン見物のため数人が訪れていました。昨年は震災で中止、一昨年は満開の桜と菜の花の大会でしたが、今年はちょっと地味な装いでした。それでも参加人数は最大。麓からは応援の歓声やブラスバンドの演奏が聞こえてきました。参加人数は東京被曝マラソンに譲りますが、北アルプスを見ながら田園地帯を走る爽快さということでは、おそらく日本一の大会ではないかと思います。実は旧友ふたりが参加していたのですが、いずれも関門にひっかかり残念ながら完走はできませんでした。
ひと目十万本と言われる千曲市森の杏も三部咲きだそうです。今週末には見頃になるでしょう。妻女山の麓では耕耘機や長芋の畝を作るトレンチャーの音が響いています。ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリが咲き乱れ、千曲川の土手のセイヨウカラシナも咲き始めました。畑の野良坊菜がとう立ちし始めたので摘んで食べています。もうすぐ韮のおやきもできるでしょう。
■アメリカ政府のHPで2011年3月の首都圏の放射線量を公開。高い濃度でストロンチウムやα線核種が存在。
http://energy.gov/situation-japan-updated-102111
http://www.data.gov/raw/5270 空間ダスト
http://www.data.gov/raw/5271 土壌
http://www.data.gov/raw/5272
http://www.data.gov/raw/5273
【港区米大使館前3月18日 Sr-90:69715 Bq/m3 換算するとストロンチウム90だけでなんと5.6μSv/h! 】
しかも、元米軍関係者によると、公表されているのは見せられるものだけ。本当のデータはたぶん出ていないだろうということです。更に危険な他の核種も確認されている可能性があるということ(ウラン・プルトニウムなど)。但し、この表でもα線核種、β線核種がかなり検出されたことが分かります。つまり、これから5年、10年の間に首都圏では、甲状腺癌や白血病、心筋梗塞が多発するだろうということです。それ以外に脳機能の低下や疾病の重症化も増えるということです。呼吸や食べ物による内部被曝を避けることが重要。可能なら移住がベスト。
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★データの一部(事故直後膨大な量のストロンチムを都内で検出)
●東京都赤坂アメリカ大使館
経度35.67 緯度139.74 福一からの距離224.9km
■3/18/2011
Sr-89 610472Bq/立方メートル
Sr-Total 297159Bq/立方メートル
Sr-90 69715Bq/立方メートル
I-132 2Bq/立方メートル
■3/30/2011
Sr-Total 42297Bq/立方メートル
Sr-90 6486Bq/立方メートル
●東京都福生市米軍横田基地
経度35.74 緯度139.36 福一からの距離237.7km
■3/21/2011
Gross Beta 2632Bq/立方メートル
I-131 16Bq/立方メートル
Te-132 9Bq/立方メートル
Te-129m 2Bq/立方メートル
Cs-134 2Bq/立方メートル
Cs-137 2Bq/立方メートル
■4/1/2011
Sr-Total 30291Bq/立方メートル
Sr-89 25913Bq/立方メートル
Sr-90 9306Bq/立方メートル
換算式
1µCi/mL=1mCi/L
1mCi/L=3.7×(10の7乗)Bq/L
1Bq/L=1000Bq/立法メートル