『真田丸』で人気の清野氏と上杉景勝氏の鞍骨城跡へ登りました。もちろん拙書でも詳しく紹介しています。大河ドラマの影響もあり、全国から歴史マニア、山城マニア、歴女などが訪れる様になりました。展望の良さも人気の秘密です。
(左)妻女山奥の駐車場から右の林道を登って15分で長坂峠。正面は上杉謙信の本陣と伝わる斎場山(旧妻女山)。今回はこの分岐を左へ。(中)林道から天城山(てしろやま)への登山道へ。落葉して北アルプスも見える様になりました。(右)巻道を使って二本松峠。
(左)この二本松峠の標識がまた180度回されていました。設置したMさんも怒っています。倉科の人が清野に行くのに登ったので倉科側が清野坂、清野側が倉科坂なのです。妻女山の駐車場から左に続く清野側の林道が、林道倉科坂線という表示があるのでも分かると思います。倉科側が倉科坂だろうと誤解してのことでしょうが、本当に迷惑な行為です。今回打ち捨てられた杭にその旨を明記して来ました。(中)深い駒止めと呼ばれる空堀。ここから鞍骨城跡の城内です。(右)ほどなく鞍骨城跡の全貌が見えてきます。
(左)高圧鉄塔の先に二条の空堀。(中)コナラの樹皮にたんこぶ。菌えいです。今回は4個ほど収集しました。(右)鞍骨城跡の麓。ピンクのテープを回収しました。環境破壊、景観破壊、林業従事者への迷惑以外の何物でもありません。いらぬお節介。自分のためにしたのなら回収してください。私と倉科のMさんが設置したかまぼこ板を再利用した矢印の標識があります。それで充分です。城跡へは矢印に従い左(北面)から登ります。
(左)二の郭から見上げる本郭。ここで標識に従い右(南面)に回り込みます。(中)南面の大手から山頂へ。(右)まずその先の二つある展望岩へ20mほど進みます。
西の展望岩からの北アルプス、白馬三山の勇姿。手前右の山は、通ってきた天城山。右奥は、神城断層地震で山頂が四割も崩壊してしまった虫倉山。拙書でも詳しく紹介しています。
(左)続いてすぐ先にある東の展望岩へ。こちらの方が若干広いです。(中)松代や中野の高社山方面がよく見えます。(右)眼下に松代城跡。奥の崖が見えるのは金井山。やはり城跡があります。その向こうにホワイトリングとMウェーブが見えます。
松代城跡(海津城跡)の望遠カット。その右上が私の母校で、世界的アコーディオン奏者のCOBAさんや、モーニング娘。16の羽賀朱音ちゃんの母校でもある松代中学。校章は真田の結び雁金です。
◉鞍骨山など松代周辺の里山トレッキングや観光の宿として「松代ゲストハウス布袋屋」さんをお勧めします。築120年の登録有形文化財に指定されている郷愁を覚える宿です。詳細は、この文をクリックしてホームページを御覧ください。
白馬三山の勇姿。左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。今年はまだ積雪量が少ないですね。厳冬という予報なのですが。どこかでドラスティックに変わるのでしょうか。山頂に戻ると一組の夫婦と男性が。いずれも拙書を持っていました。著者に会えたと喜んでくださいました。『真田丸』で松代城跡が大人気ですが、この鞍骨城跡も訪れる人が増えました。
(左)帰りに見つけたタヌキの溜糞。柿の種があるので信濃柿(豆柿)を食べた様です。(中)鋭いトゲのヤマガシュウ。これが登山道を塞ぐと先へ進めなくなります。今回も剪定バサミで何本か切りました。(右)堂平大塚古墳の上の森でシロに遭遇。前回の記事で紹介したマッシロの母親です。夏毛の白い毛ではなく、すっかり冬毛になっていました。出産後も元気そうで安心しました。
(左)上杉謙信が七棟の陣城を建てたと伝わる陣場平。落葉松もほとんど落葉しました。『甲陽軍鑑』の編者、小幡景憲がその絵を描いており、東北大学の狩野文庫に所蔵されており、許可を得て当ブログで紹介もしています。(中)左がカモガヤ、右がヤブソテツ。ニホンカモシカの冬の貴重な食料です。(右)リョウメンシダ。これもニホンカモシカの餌になります。翌日も快晴だったので、久しぶりに茶臼山へ登りました。北アルプスに近くなるので、さらに迫力のある絶景が見られました。それは次回に。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
(左)妻女山奥の駐車場から右の林道を登って15分で長坂峠。正面は上杉謙信の本陣と伝わる斎場山(旧妻女山)。今回はこの分岐を左へ。(中)林道から天城山(てしろやま)への登山道へ。落葉して北アルプスも見える様になりました。(右)巻道を使って二本松峠。
(左)この二本松峠の標識がまた180度回されていました。設置したMさんも怒っています。倉科の人が清野に行くのに登ったので倉科側が清野坂、清野側が倉科坂なのです。妻女山の駐車場から左に続く清野側の林道が、林道倉科坂線という表示があるのでも分かると思います。倉科側が倉科坂だろうと誤解してのことでしょうが、本当に迷惑な行為です。今回打ち捨てられた杭にその旨を明記して来ました。(中)深い駒止めと呼ばれる空堀。ここから鞍骨城跡の城内です。(右)ほどなく鞍骨城跡の全貌が見えてきます。
(左)高圧鉄塔の先に二条の空堀。(中)コナラの樹皮にたんこぶ。菌えいです。今回は4個ほど収集しました。(右)鞍骨城跡の麓。ピンクのテープを回収しました。環境破壊、景観破壊、林業従事者への迷惑以外の何物でもありません。いらぬお節介。自分のためにしたのなら回収してください。私と倉科のMさんが設置したかまぼこ板を再利用した矢印の標識があります。それで充分です。城跡へは矢印に従い左(北面)から登ります。
(左)二の郭から見上げる本郭。ここで標識に従い右(南面)に回り込みます。(中)南面の大手から山頂へ。(右)まずその先の二つある展望岩へ20mほど進みます。
西の展望岩からの北アルプス、白馬三山の勇姿。手前右の山は、通ってきた天城山。右奥は、神城断層地震で山頂が四割も崩壊してしまった虫倉山。拙書でも詳しく紹介しています。
(左)続いてすぐ先にある東の展望岩へ。こちらの方が若干広いです。(中)松代や中野の高社山方面がよく見えます。(右)眼下に松代城跡。奥の崖が見えるのは金井山。やはり城跡があります。その向こうにホワイトリングとMウェーブが見えます。
松代城跡(海津城跡)の望遠カット。その右上が私の母校で、世界的アコーディオン奏者のCOBAさんや、モーニング娘。16の羽賀朱音ちゃんの母校でもある松代中学。校章は真田の結び雁金です。
◉鞍骨山など松代周辺の里山トレッキングや観光の宿として「松代ゲストハウス布袋屋」さんをお勧めします。築120年の登録有形文化財に指定されている郷愁を覚える宿です。詳細は、この文をクリックしてホームページを御覧ください。
白馬三山の勇姿。左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。今年はまだ積雪量が少ないですね。厳冬という予報なのですが。どこかでドラスティックに変わるのでしょうか。山頂に戻ると一組の夫婦と男性が。いずれも拙書を持っていました。著者に会えたと喜んでくださいました。『真田丸』で松代城跡が大人気ですが、この鞍骨城跡も訪れる人が増えました。
(左)帰りに見つけたタヌキの溜糞。柿の種があるので信濃柿(豆柿)を食べた様です。(中)鋭いトゲのヤマガシュウ。これが登山道を塞ぐと先へ進めなくなります。今回も剪定バサミで何本か切りました。(右)堂平大塚古墳の上の森でシロに遭遇。前回の記事で紹介したマッシロの母親です。夏毛の白い毛ではなく、すっかり冬毛になっていました。出産後も元気そうで安心しました。
(左)上杉謙信が七棟の陣城を建てたと伝わる陣場平。落葉松もほとんど落葉しました。『甲陽軍鑑』の編者、小幡景憲がその絵を描いており、東北大学の狩野文庫に所蔵されており、許可を得て当ブログで紹介もしています。(中)左がカモガヤ、右がヤブソテツ。ニホンカモシカの冬の貴重な食料です。(右)リョウメンシダ。これもニホンカモシカの餌になります。翌日も快晴だったので、久しぶりに茶臼山へ登りました。北アルプスに近くなるので、さらに迫力のある絶景が見られました。それは次回に。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。