11月になるというのに富士山が無冠雪の記録を更新中とか。それよりも早いはずの北アルプスがなんとまだ無冠雪なのです。2022年は10月26日、2023年は10月17日に初冠雪を確認しました。明日で11月というのに。早速茶臼山へ望遠レンズを持って撮影に向かいました。
拙書でも載せている茶臼山の北アルプス展望所からの北アルプス白馬三山。左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。積雪が全く見られません。杓子岳の手前の谷に残雪が少し見えるだけです。
白馬岳(2,932m)。白馬岳は元は代馬岳と白馬村が申請したのですが、明治の地図には白馬岳と表記されていました。それ以前はm西山とか嶽山とか呼ばれ正式名称は無かったそうです。
白馬鑓ケ岳(2,903m)と杓子岳(2,812m)。
ずっと南に仁科三山の鹿島槍ヶ岳(2,889m)。右に昔、平家の落人が隠れ住んだという深いカクネ里が見えます。
手前は長野市の山布施の集落。北アルプスとの間には青木湖や美麻、小川、信更の里山と集落があります。犀川も流れています。
鹿島槍ヶ岳と春の武田菱の雪形で有名な五竜岳。
今朝の最低気温は、初めて10度を切って6度でした。8度以下にならないと紅葉が始まりません。やっと色づき始めたところです。この前に、女の子の赤ちゃんを背負ったお父さんと出会いました。クリタケとムキタケをどっさり採っていました。なんと拙書の読者の方でした。私は息子を背負ってキノコ狩りをしたことはないですね。偉いです。
クリタケ城を発見。この木の後ろにも一株、その下にも一株ありました。軸は固くて食べられないのでハサミで切って収穫します。クリタケの細胞は球形なので一度冷凍すると細胞壁が壊れて旨味が出てきます。
ハナイグチ。信州ではジコボウ(時候坊)といって好まれるヌメリのある甘いコクのあるキノコ。煮込みうどんにすると最高です。茹でて大根おろし醤油でも美味。今夜は寒そうなのでハタケシメジを入れた小田巻き蒸しにしようと思っています。
赤松の倒木の樹皮が剥がれたところに粘菌(変形菌)のマメホコリがびっしりと出ていました。
これは未熟。大きなもので直径は6ミリほど。テントウムシの幼虫とかベニヒラタムシや小さな甲虫が食べに来ます。
これはもう胞子を飛ばす寸前です。
善光寺平が見える展望所。稲刈りはすでに終わり、耕耘して麦を蒔いている田んぼもあります。
帰りに茶臼山自然植物園に寄りました。カナメモチかなレッドロビンかなと展望台。
三角の笠ヶ岳(笠岳)と右に横手山。山頂のパン屋さんが有名です。
モンキチョウかなと思ったらキタキチョウ(北黄蝶)でした。遠目では見分けがつきません。成虫で越冬する様です。
茶臼山はりんごの名産地です。いよいよサンフジの季節になりました。個人的には生食ではこれが一番好きです。ジュースでは紅玉。ツルヤ・オリジナルの紅玉ジュースはお勧めです。信州土産にどうぞ。りんごバターも美味です。
■好評だったブログ記事:「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)は、都合によりリンク先の楽天ブログに移転しました。引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■大河アマゾン・魔都と呼ばれたマナウス [Manaus] 貧民街の女性の家に居候。栄華と欲望と狂気のアマゾナス劇場。新婚旅行でジャングルクルーズ。ピラルクーの舌と鱗。先住民の腕輪 アップ。
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
拙書でも載せている茶臼山の北アルプス展望所からの北アルプス白馬三山。左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳。積雪が全く見られません。杓子岳の手前の谷に残雪が少し見えるだけです。
白馬岳(2,932m)。白馬岳は元は代馬岳と白馬村が申請したのですが、明治の地図には白馬岳と表記されていました。それ以前はm西山とか嶽山とか呼ばれ正式名称は無かったそうです。
白馬鑓ケ岳(2,903m)と杓子岳(2,812m)。
ずっと南に仁科三山の鹿島槍ヶ岳(2,889m)。右に昔、平家の落人が隠れ住んだという深いカクネ里が見えます。
手前は長野市の山布施の集落。北アルプスとの間には青木湖や美麻、小川、信更の里山と集落があります。犀川も流れています。
鹿島槍ヶ岳と春の武田菱の雪形で有名な五竜岳。
今朝の最低気温は、初めて10度を切って6度でした。8度以下にならないと紅葉が始まりません。やっと色づき始めたところです。この前に、女の子の赤ちゃんを背負ったお父さんと出会いました。クリタケとムキタケをどっさり採っていました。なんと拙書の読者の方でした。私は息子を背負ってキノコ狩りをしたことはないですね。偉いです。
クリタケ城を発見。この木の後ろにも一株、その下にも一株ありました。軸は固くて食べられないのでハサミで切って収穫します。クリタケの細胞は球形なので一度冷凍すると細胞壁が壊れて旨味が出てきます。
ハナイグチ。信州ではジコボウ(時候坊)といって好まれるヌメリのある甘いコクのあるキノコ。煮込みうどんにすると最高です。茹でて大根おろし醤油でも美味。今夜は寒そうなのでハタケシメジを入れた小田巻き蒸しにしようと思っています。
赤松の倒木の樹皮が剥がれたところに粘菌(変形菌)のマメホコリがびっしりと出ていました。
これは未熟。大きなもので直径は6ミリほど。テントウムシの幼虫とかベニヒラタムシや小さな甲虫が食べに来ます。
これはもう胞子を飛ばす寸前です。
善光寺平が見える展望所。稲刈りはすでに終わり、耕耘して麦を蒔いている田んぼもあります。
帰りに茶臼山自然植物園に寄りました。カナメモチかなレッドロビンかなと展望台。
三角の笠ヶ岳(笠岳)と右に横手山。山頂のパン屋さんが有名です。
モンキチョウかなと思ったらキタキチョウ(北黄蝶)でした。遠目では見分けがつきません。成虫で越冬する様です。
茶臼山はりんごの名産地です。いよいよサンフジの季節になりました。個人的には生食ではこれが一番好きです。ジュースでは紅玉。ツルヤ・オリジナルの紅玉ジュースはお勧めです。信州土産にどうぞ。りんごバターも美味です。
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■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
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もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
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