8日に積雪5センチの妻女山に登って以来の堂平大塚古墳と陣場平です。この冬最大級の大寒波が襲来しました。関ケ原では高速道路で車が大雪に閉じ込められましたが、善光寺平は雪がちらつく程度で善光寺で5センチ、妻女山は1センチにもなりませんでした。戸隠連峰などが雪雲をブロックしてくれるのです。飯山は北の信越トレイルの山々が低いので豪雪地帯なのです。
北側の林道は日陰なので少し雪がありましたが、ガチガチに凍結している感じではありません。まず堂平大塚古墳のログハウスへ。異常がないか見ました。日当たりの良い斜面に福寿草が出ていないか見ましたがまだでした。ちなみに昨年は2月4日に福寿草が咲いていました。今年も早いと思います。花粉の飛散も早いでしょう。抗アレルギー剤とナザールスプレーは必須です。ナザールスプレーはコロナウィルスにも効くそうです。
横穴式の堂平大塚古墳。杉の落ち葉と落枝が多い。春に掃除したいですね。
陣場平入り口に昨年設置したインセクト・ホテル。昆虫の越冬のための施設です。近づいたら羽虫が何匹か飛び立って行きました。中に甲虫がいるかは、いたら可哀想なので確認していません。
川中島の戦いで上杉軍の陣地となった陣場平。積雪があればアニマルトラッキングができるのですが。何もいません。冬鳥も少ないですね。離れたところからヒヨドリの鳴き声がしただけです。飯山の方から寒風が吹いてくるので寒い。冬芽もまだ固く膨らみ始めてもいません。
妻女山里山デザイン・プロジェクトで保護活動をしている貝母(ばいも・編笠百合)の群生地の場所。雪がないので地面が凍結して霜柱ができています。貝母の芽吹きは3月上旬でしょう。昨年メンバーと多くの球根を植えたので開花が楽しみです。
柏(カシワ)の落ち葉。他にはクヌギやゴヨウアケビなど。よく見ると緑色の葉も見えます。
長坂峠に戻りました。斎場山(旧妻女山)。枯れ葉が落ちないで残っているのはヤマコウバシ。受験生のお守りです。
長坂峠から北の眺め。眼下に千曲川。右向こうに飯縄山。雪がないのもあってか週末にイノシシ狩りのハンターも入らなかった様です。轍もハイカーの足跡もありません。積雪があるとファットバイクやマウンテンバイクの人やハイカーも訪れるのですが。
妻女山展望台から西の茶臼山。右奥に虫倉山。晴れていれば左奥に北アルプスの白馬三山が見えるのですが。ピーカンになったら北アルプスの撮影に行くつもりですが、なかなかなりません。前回は8日でした。気温が上がると立ち昇る水蒸気で霞むので厳寒でないとだめなのです。
北の飯縄山。雪は少ないですね。川向うに長野パルセイロのホームスタジアム。今年こそJ2に上がって欲しい。
北東には高社山。あの山の向こうは木島平や飯山。豪雪地帯ですが今年は少ない様です。高社山の麓に広がる白い部分はブドウやリンゴの果樹園です。左手前にはホワイトリングとエムウェーブが見えます。緑の橋の左側の手前の堤防脇には武田典厩信繁の墓がある典厩寺があり、そこの博物館は歴史マニア必見です。武田信玄や信繁、上杉謙信の本物の遺物が展示されています。
■グリーグ ピアノ協奏曲 第1楽章(アリス=紗良・オット) :こんな風景にはノルウェーの作曲家グリーグのピアノ協奏曲が似合います。現在、私が最も大好きなピアニスト。難病を乗り越えたからには、さらにグレードアップしてくれると信じています。彼女のショパンのノクターンは鳥肌が立つほど素晴らしい。
東の松代方面。今日は根子岳や四阿山は見えません。積雪があると湿度が高いのですが、雪がないのでカラカラに乾燥していて寒風が身に堪えます。乾燥が凄いので口角炎になってしまいました。やれやれ。患部には熊の油を塗っています。
松代方面の望遠カット。左には大きな奇妙山。麓の斜面は杏畑。4月はじめの満開時はそれは見事です。2014年の大豪雪のあと2018年が最後の冬らしい冬で、その後は暖冬続き。2020年の初積雪はなんと2月9日でした。そして数日後には最高気温が17度と4月並み。今年もかなり早い春になりそうです。
「野沢菜のおやき」暖冬で野沢菜漬けの乳酸発酵が進んで古漬けの様になりました。そこでおやき。一気に作れる挟みおやきです。野沢菜はある程度塩抜きして刻み、地大根、人参、えのき茸とごま油で炒めます。味付けは昆布鰹出汁顆粒、炒り粉、牡蠣ソース。生地は伊賀筑後オレゴンにとろろ、炒り粉、卵でややゆるめに溶きます。両面中弱火で6分づつ蓋をして焼いてできあがり。鶏ひき肉や海老、牡蠣などを入れるとさらに美味しくなります。
具をたくさん作って常備菜に、チャーハンにも使えて便利です。あんかけにして海苔を加え卵を流すと福建風チャーハンに。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
北側の林道は日陰なので少し雪がありましたが、ガチガチに凍結している感じではありません。まず堂平大塚古墳のログハウスへ。異常がないか見ました。日当たりの良い斜面に福寿草が出ていないか見ましたがまだでした。ちなみに昨年は2月4日に福寿草が咲いていました。今年も早いと思います。花粉の飛散も早いでしょう。抗アレルギー剤とナザールスプレーは必須です。ナザールスプレーはコロナウィルスにも効くそうです。
横穴式の堂平大塚古墳。杉の落ち葉と落枝が多い。春に掃除したいですね。
陣場平入り口に昨年設置したインセクト・ホテル。昆虫の越冬のための施設です。近づいたら羽虫が何匹か飛び立って行きました。中に甲虫がいるかは、いたら可哀想なので確認していません。
川中島の戦いで上杉軍の陣地となった陣場平。積雪があればアニマルトラッキングができるのですが。何もいません。冬鳥も少ないですね。離れたところからヒヨドリの鳴き声がしただけです。飯山の方から寒風が吹いてくるので寒い。冬芽もまだ固く膨らみ始めてもいません。
妻女山里山デザイン・プロジェクトで保護活動をしている貝母(ばいも・編笠百合)の群生地の場所。雪がないので地面が凍結して霜柱ができています。貝母の芽吹きは3月上旬でしょう。昨年メンバーと多くの球根を植えたので開花が楽しみです。
柏(カシワ)の落ち葉。他にはクヌギやゴヨウアケビなど。よく見ると緑色の葉も見えます。
長坂峠に戻りました。斎場山(旧妻女山)。枯れ葉が落ちないで残っているのはヤマコウバシ。受験生のお守りです。
長坂峠から北の眺め。眼下に千曲川。右向こうに飯縄山。雪がないのもあってか週末にイノシシ狩りのハンターも入らなかった様です。轍もハイカーの足跡もありません。積雪があるとファットバイクやマウンテンバイクの人やハイカーも訪れるのですが。
妻女山展望台から西の茶臼山。右奥に虫倉山。晴れていれば左奥に北アルプスの白馬三山が見えるのですが。ピーカンになったら北アルプスの撮影に行くつもりですが、なかなかなりません。前回は8日でした。気温が上がると立ち昇る水蒸気で霞むので厳寒でないとだめなのです。
北の飯縄山。雪は少ないですね。川向うに長野パルセイロのホームスタジアム。今年こそJ2に上がって欲しい。
北東には高社山。あの山の向こうは木島平や飯山。豪雪地帯ですが今年は少ない様です。高社山の麓に広がる白い部分はブドウやリンゴの果樹園です。左手前にはホワイトリングとエムウェーブが見えます。緑の橋の左側の手前の堤防脇には武田典厩信繁の墓がある典厩寺があり、そこの博物館は歴史マニア必見です。武田信玄や信繁、上杉謙信の本物の遺物が展示されています。
■グリーグ ピアノ協奏曲 第1楽章(アリス=紗良・オット) :こんな風景にはノルウェーの作曲家グリーグのピアノ協奏曲が似合います。現在、私が最も大好きなピアニスト。難病を乗り越えたからには、さらにグレードアップしてくれると信じています。彼女のショパンのノクターンは鳥肌が立つほど素晴らしい。
東の松代方面。今日は根子岳や四阿山は見えません。積雪があると湿度が高いのですが、雪がないのでカラカラに乾燥していて寒風が身に堪えます。乾燥が凄いので口角炎になってしまいました。やれやれ。患部には熊の油を塗っています。
松代方面の望遠カット。左には大きな奇妙山。麓の斜面は杏畑。4月はじめの満開時はそれは見事です。2014年の大豪雪のあと2018年が最後の冬らしい冬で、その後は暖冬続き。2020年の初積雪はなんと2月9日でした。そして数日後には最高気温が17度と4月並み。今年もかなり早い春になりそうです。
「野沢菜のおやき」暖冬で野沢菜漬けの乳酸発酵が進んで古漬けの様になりました。そこでおやき。一気に作れる挟みおやきです。野沢菜はある程度塩抜きして刻み、地大根、人参、えのき茸とごま油で炒めます。味付けは昆布鰹出汁顆粒、炒り粉、牡蠣ソース。生地は伊賀筑後オレゴンにとろろ、炒り粉、卵でややゆるめに溶きます。両面中弱火で6分づつ蓋をして焼いてできあがり。鶏ひき肉や海老、牡蠣などを入れるとさらに美味しくなります。
具をたくさん作って常備菜に、チャーハンにも使えて便利です。あんかけにして海苔を加え卵を流すと福建風チャーハンに。
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もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。