
今日のジャケ画は
Electric Light Orchestra 「On the Third Day」
ELOとしては3rdとなる73年発表の作品、
邦題「第三世界の曙」。
ここ数年、この3rdのCD盤が
ず~っと品薄で入手しづらかったんですが
去年(06年)の秋、ようやく紙ジャケで再販してくれたんです♪
1st、2ndではその名の通り、
バイオリンやストリングスなどの弦楽器を取り入れて、
いわゆる「世界最小のオーケストラ」となりましたが
2nd制作期間中にロイ・ウッドが脱退、
この3rdではジェフ・リンが主導権を完全に握ったのでした。
そんなこともあって、この3rdでは
ジェフ・リンのポップ性が徐々に出てきてます。
まだまだ70年代後半の頃のようにポップ大全開ではないんですけれど、
適度にポップで適度に翳りのある雰囲気がなんだかワタシの好みであります。
70年代後期の大全盛期もいいけれど
この3rdのほうが自分の好みかも…☆彡
ようやく入手できた盤だから尚更そう思うのでしょうか(^^ゞ汗
またこの3rdからはストリングス類の弦楽器たちは、
1stや2ndの頃でよくみられたように
ギュンギュンと激しく鳴り響くようなことはなくなりました。
まさにオーケストラのように美しい音色を流れるように響かせてます。
また、「ショウダウン」や「いとしのベル」のように
親しみやすくポップな曲も増えました。
「いとしのベル」はけっこうロック色の強い曲ですが
ところどころに入る弦楽器の音色が華やかさをプラスさせてます。
「ショウダウン」はディスコタッチな曲で楽しい曲♪
これを聴くとウキウキした気分になるワタシです(^^)
ちなみにこの再販された紙ジャケバージョンには
ボーナストラックとして未収録バージョンが5曲収録されてますが
ライナーのよるとそのうちの4曲は、
あのマーク・ボランがギター参加してるとのことです。
ジェフリンとマークボランは60年代の頃からの知り合いだったそうです。
マーク参加の「アンティ(←仮題/いとしのベル・テイク2)」と
「マンボ(←仮題/暗黒の悪魔・オルタネイトミックス)」の
ハードなギターは必聴という感じです♪