基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

可笑しいおかしい 変だ変だ (5)

2007-03-06 17:24:58 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は西風が強い、「上州の空っ風」と言われ良く吹いたこの頃の上州路は、葉の落ちた桑畑を縞の合羽と三度笠で風を除けて歩くヤクザ渡世が似合う風景があった。まあそれは幕藩体制のタガの緩んだ頃の裏の風景で、多くの善人は搾取に耐えながら来る農作業の田植えやお蚕様の棚の準備や直し、霜柱に浮いた麦を踏む麦踏の風景が空っ風の中に在った。

 このところ上州名物もあまり吹かなくなったと思っていたが今年はもう三回目か、しかし家の中は暖かい昨日は雨のわけだったが降らず、この西風では黄塵万丈だろう、天気予報も雨のはずが当たらず風だけ当たると大変、家の中までほこりだImg_0349らけだ。

 まあ可笑しな空模様だ、昨日の関西や日本海側では大型トラックが風と雨で三台も横倒しになり建物にも被害が出たようだが、我が家のほうは曇っていたが雨も降らず風もほとんど吹かないと言うのだから可笑しい。変だ変だ。

 いつの間にかもう雛祭りも終わり三月も六日になり直にお彼岸だが、今年はこう早くから暖かImg_0356くてはいつ桜 が咲き始めるか分ったものでない、庭の梅も何とか持ってくれるか、家の中はでシンビジュウムが一月末から割き始め今は満開でデン ドロビュウムも可憐に咲き始めた 。Img_0353