基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

日光立木観音へ、59年ぶりの板屋旅館へ泊る

2007-10-06 15:50:06 | 日記・エッセイ・コラム

 四日(木)五日(金)と家内の行っていなかった日光中善寺の立木観音へお参りに行ってきた。 実はこの立ち木観音様をお参りする機会があって、その美しさに魅せられて坂東の巡礼を思い立ったので、結願の報告もあっての参拝でもあった。

 心配していた天気も、雨・曇り・晴れと予報も二転三転して「晴れのち夜る雨」と好転してよい日和となった、九時三十分出発大間々・日足峠越えで日光へ入り中善寺へ直行、参拝し納経帳へ重ね判を頂き、写経(般若心経)を納めて、良い天気なのでお寺の最上階の五明王殿の回廊から美しい中禅寺湖の写真を録り退出、昼食、竜頭の滝・戦場ヶ原へ向かう。Img_0529 Img_0530 Img_0531 Img_0532_3

 戦場が原売店でソフトアイスを食べていると、黒い雲がモクモクとわいて来るので急いで旅館へ向かう、Img_0534

この旅館「板屋」は五十九年前伊勢崎工業高校工業化学科三年生の一行十数人が修学旅行で泊った宿だった。戦後三年アルバイトで貯めた旅費と旅館へ納める米持参の旅だった。

この旅で美人の日本人の女性とアメリカ軍の将校の宿泊の姿を見る羽目になり、純粋の高校生たちは凄いショックを受けてしまった。

 昔の姿の無い(クラシックないでたちの様に覚えていたが)板屋へ入る、この温泉は硫黄泉の独特の白濁したもので、微かに独特の硫化水素のにおいがする、腐食されて設備の維持が大変だろう。

 夕食は奥日光らしい独特のものだが、お造りが湯葉とは頂けない、何か山にも良いものが無いものか?。Img_0535

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朝飯のほうが凝っていた様の想われた。帰りは湯の湖の辺を少し歩いて沼田へ向かう、Img_0539 金精峠を越えて上州へ入るがあまり変り映えしない、登りも降りもヘヤーピンカーブで大変だ、 白沢村の道の駅でリンゴやブドウなど買い込み、途中昼飯を食べ沼田ICより駒形経由帰宅、PM1時三十分Img_0537_2 二日で走行210㌔余であった。ご苦労様。