遂に今年も師走に入ってしまった。今(午後4時50分)服喪中の挨拶状の返信を出しにポストまでいってきたが寒い、日暮れと同時に気温はぐっと下がり始める、この寒空のなか期間工や契約社員、派遣の人達は何時「明日から出勤しなくもいいよ」と言われるか、いや言われてしまった人達は如何したら良いか悩んで眠れない日が続いているのではないか。
何といっても企業が造れ造れと増産し、売って売って売りまくり儲けて来たのに、ここへ来て自分たちの目先の利かなさもあってのこの不景気を、弱い立場の否正規雇用の労働者にシワ寄せしてまで企業の利益を護らなければならないのか、
規制緩和という掛け声であの失われた十年を回復したかに見えたが、とんでもない事をしてしまったのでは?1985年のプラザ合意以降のバブル、その後のバブルの崩壊、経済の建て直しその後の輸出の好調に支えられての企業の増益増収、この間綱渡りのアメリカ経済の危うさ脆さを見抜けなかった政府も経済界も何を遣ってたのだ。
責任は勿論だが、儲けて留保した利益を吐き出しても、企業は労働者を当然の義務として救うのが本当の経営者ではないか。
政府官庁の役人たちも同罪で世界の経済をすべて読みきらなければ税金で役人を飼う必要が無い。勿論政府を構成する代議士たちも同罪であるが。