第二次世界大戦(大東和戦争、太平洋戦争などと国内では言った)の最中「うちてしやまん」等と言っていた(軍や文部省が教えた古語)愛国少年は、敗戦後成人して大の戦争嫌いとなり、日米安保反対の賛成者となつた、戦後の極端な食糧不足と貧乏生活への不満は組合運動や政治活動へ純真な若者を傾斜させていった。しかし日本人の特性か極端な左翼活動には入る者は割合少なかったようだ。
戦後六十五年その頃十代の若者も今は八十台のオジン、オバンになり鬼籍に入った人も多くなった。
国内の政治経済、世界の動きなどを人生かけて見て来たが、我々に当時新聞・ラジオぐらいで理解するきり方法が無かったが、それが是だけメディアが発達し我々庶民にこれでもか是でもかと言うほど情報が流され、それが取得できる時代に成り、物によっては無駄でもあり食傷気味のところもあったが、その気になれば世界や地域或いは国内の政治経済や国民生活など必要な情報がいくらでも勉強できる時代になったのである。
こんな時に朝鮮半島情勢が慌しくなって来て、情報はテレビ新聞更にインターネットなどで流されて居るが、平和ボケの日本人は気にする風でもない様子、なんとも気がかりな事だ。
特に政治家という高給サラリーマン諸氏の行動だ、何の情報発信も所信表明も無く、何を考えているのか分らない、高杉晋作を尊敬すると言う今の偉い人など、「この国難の時この身を呈してその処理に当たる」などと大袈裟な事を言わなくていいから、せめて「自衛の為有事に備えて自衛隊に警戒態勢を指示したので、国民各位も慎重な行動と協力を」ぐらいのことを言ってはどうかと想いますが、皆さん如何な物ですか、こんな時こそ政争さておき与野党よく協議協力して政治に当たってもらいたい。
もう我が国を狙える射程距離の弾道ミサエルも在るようだし、狂犬は何時噛み付くか分らない、情報収集を怠り無くして備えを厳重にお願いしたい所です。
往年の愛国少年はもう歳でジェット機には乗れないが、銃ぐらい持てますよ、今のは三八銃より全然軽くて性能も良いでしょうから。
八十オジンにこんな事言わせていいの?