前々から連盟展開催の招待状を頂いていたので、家内が通院から帰ってきてから出掛けてきた。正式には群馬美術家連盟と言い、在野の美術家の集団で第六十回目の記念展との事、この連盟の代表が伊勢崎工業高校の同級生で友人の永井金四郎君で、招待状を持参で家内と見学と本人の激励を兼ねて尋ねて来た。
この展覧会はいつも盛況で見応えもある力作ぞろいである。もう長い付き合いで注目作家の年々作風の替わるところなど面白いところで、叉物故作家の作品等あの方はもう亡くなったのか等と、年々の変化やジュニヤーの部など本県の美術界の将来を展望とまでは行かないだろうが見えるような気がする所だ。
昼飯(冷やし狸)を頂き辞去、帰りにSCケヤキをはじめて覗き、さすが前橋と想うが中央商店街の衰退は止む終えないなーとの思いを強くした。
此処のところ百日も震災の暗いニュースと弛みきった政界の裏表に嫌気のさす中、久し振りに旧友と逢い美術作品を眺めて気の晴れた一日だった。