キッコウハグマ

2009-11-01 21:18:37 | 花・植物
このところ二日おきぐらいに裏山に出かけ一巡りしてくるのが恒例となっている。
何が目的かといえば、言わずと知れたキノコ狩り。

今日も朝一番で裏山に出かけ、レジ袋に三分の一ほどのアカモミタケを採った。
帰ろうとしているときに奥のほうから杖をつきながら仙人のようなヒゲを蓄えた老人が現れた。
聞くところによると、先日もこの山で沢山のキノコを採ったという。
しかし、自分では食べずにみんな知り合いにくれてやるのだとか。
「食べるのより山を歩いてキノコを採るのが楽しみなんだ」
そんな話を交えたキノコがらみの雑談をして別れたが、相当なお歳に見えたのでちょっと心配ではある。

通り道にあるギンリョウソウモドキは全く変わった様子はなかった。
が、すぐそばに小さな白い花(大きさ1cmぐらい)が咲いていた。
前回は気がつかなかったのだが蕾み状のものや花後と思われるものも含めると沢山の株があった。

草丈は大きいもので15cmほど。
葉は株の根元付近にあって、色は深緑で蔦のようにしっかりしていて光沢がある。
形や大きさは将棋のコマを寸詰まりにしたよう。

これは!!

キッコウハグマ?

お尋ね掲示板ではよく見かけるのだが、実物は始めて。
日陰では閉鎖花となるようだが、それらしい株も多数あった。
もう少し日が当たるように薮を刈払えば来年はもっと花が見られるかもしれない。
コメント (2)
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